芸術の秋に美術館へ! 「絵がわからなくても楽しめる」に納得

絵画やアートだけでなく、美術館は意外と楽しめる穴場スポット

2017/10/21 15:30

(Comstock/Stockbyte/Thinkstock)

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…さまざまな「秋」があるが、ちょっとハードルが高そうなのが、芸術の秋。

美術館などは、普段からアートに親しんでいる人にとっては、気軽で楽しいスペースだが、馴染みがない人だと「選択肢としても、思い浮かばない」レベルかも?

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,349名を対象に「美術館は好き」か、意識調査を実施した。

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■美術館デートもあり?

全体では「大好き」18.2 %と「まあまあ好き」43.7%で「美術館が好きな人」は6割超えの61.9%、「あまり好きではない」28.5%と「嫌い」9.6%で「好きではない人」は38.1%となった。

男女別に見ると

「大好き」「まあまあ好き」と回答した「美術館が好きな人」の割合は、男性が58.6%に対し、女性は65.2%と女性の方が高い割合に。

ある程度は年代に比例して上昇傾向だが、女性は「きれいなもの」や「かわいいもの」が大好きなので、デートの候補地にピックアップしてみてもいいかも。

また、「美術館が好き」な人の多い特徴を見てみると、

「募金するほうだ」「ビットコイン(仮想通貨)を保有している」「アンダーヘアはツルツルだ」「新商品はチェックする方だ」が並んだ。

マイナスな意味でなく意識が高い人に、美意識が高い人、トレンドをチェックしている視点から「アートも範疇のひとつ」と考えているのかも――といった傾向があるもよう。


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■素敵なカフェやショップが

実際に「美術館によく行く」という人に、話を聞いた。

「絵画や写真・アートも好きなのですが、元気が出る音楽を聴くみたいに、元気になる絵があったり、癒されるオブジェがあったり…難しい背景とかなしに、そういうフィーリングが合う作品って、あるんですよ。


それに美術館って、図書館ほど声を潜めなくてもいい、でも静かにそれぞれが楽しんでいる…といった、空間としての雰囲気が好きなのかも。


小さいところだと、ほとんど民家に近いようなところとか、建物自体がアートになっている美術館など、幅広くタイプがあって…最近は体験型のところも増えているから、馴染みのない人でも楽しめる美術館って、意外とあると思いますよ」(30代・男性)


「絵には全然興味がないんですけど、引っ越して近所を探検がてら散歩していたら、ステキなお庭の施設があり、入ってみたら美術館でした。いいな…って思った庭に面してカフェがあって、そこが今のお気に入りです。


スーベニールショップを覗くと、おしゃれなカードや小物があって、展示が変わると商品も割と変わるので、全然飽きません。アートを見るだけが美術館じゃないんだなって感じで、すごく好きになりました。


調べてみると素敵なカフェのある美術館が多くて、『なんで今までチェックしなかったんだろう!?』って感じです」(20代・女性)


入場料なしで「カフェ利用のみOK」というのもあり、カフェだけ楽しめるところも。

高尚なアートの知識はなくても、美術館はリラックスできる場所としても楽しめる。ちょっといつもと違う休日をすごしたくなったら、美術館もチェックしてみては?

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1349名(有効回答数)

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