やめられない! 写真の盛り加工やラーメン…気づけばハマりすぎな人たち
病院にかかるレベルの中毒や依存症じゃないけど…
常に仕事のことを考えてしまうワーカホリックや、必要もないのに買い物せずにはいられない買い物依存症、お酒ならアルコール中毒、ギャンブルならギャンブル依存症など、昔からさまざまな「中毒」や「依存症」が存在する。
状況によっては専門医の治療が必要になるケースもあり、本人だけでなく周囲にまで影響が出ることも。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,348名を対象に「中毒的にやめられないことがある」か調査を実施した。
■中毒や依存症にはお金が…
調査全体を見ると18.5%が「あてはまる」と回答。性年代別で見てみると、
男性は年代によりばらつきがあるものの、女性は年齢を重ねるにつれ減少する傾向となった。
女性は年代が上がると、こだわりや中毒から解放されやすいのに対し、男性は経験を重ねても、そうした中毒から抜け出しにくいのかもしれない。
また、年収別でチェックすると、「300万円未満」も2割近いが、「700万円以上」になると4人に1人を超える割合に。
何らかの中毒や依存症にハマると、一定以上のお金がかかることも多いだけに、「中毒する余裕がある」という見方ができるのかも。
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■加工しない写真なんてイヤ
実際に「中毒レベルにハマっていることがある」という人に話を聞いた。
①写真加工アプリ中毒
「SNOWやBeautyPlusをはじめ、流行りの加工アプリはとりあえずチャレンジ。毎日何十枚も撮るけど、『肌を綺麗に見せたい』『顔を小さくしたい』とか状況に分けて使いわけるのがコツ。
もちろん、アプリで加工したものを他のアプリでさらに加工するので、たまに別人なんて言われたりするけど、正直盛れてるなら全然構わない。むしろ、何の加工もされていない写真とか、すっぴんを晒すよりもイヤかも」(女性・20代)
②ラーメン中毒
「一人暮らしを始めてから、ラーメンを食べ行くことが増えました。夜遅くに仕事から帰って、晩飯を作る気力もないですし…。近所に深夜までやっている店があるから、多い時では週4~5くらいで通っちゃってます。
今では、常連になったせいかトッピングとか、いろいろサービスしてくれるので、むしろやめられない。(笑)気づけば普通の時間に帰っても、その店に行っていることもあるので、完全にハマっていますね」(男性・20代)
③Amazon中毒
「初めはちょっとした本やDVDをAmazonで買っていたけど、何かと便利だし、家に届くのもラクなので、今では水やお菓子、ティッシュなど日用品まで、毎日のように注文しています。
今は2時間便や1時間以内に届くサービスもあって、ネットスーパーと使い分けるのも面倒で、買い物はほとんどAmazonに依存していますね」(女性・40代)
画像加工をせずにはいられない、ネットスーパーと同様に特定の通販サイトを使うくらいは問題ないが、栄養が偏ると健康に影響が出る可能性もある。
ハマるものがあるのは楽しいが、過剰になりすぎないよう気をつけたほうがよさそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・根室 ひねき)
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)