モンドセレクション25年連続受賞 阿賀野の恵みを生かした『白龍酒造』のこだわり

地元農家と提携し、酒米づくりにもこだわる蔵元。

2017/12/17 18:00


 

■日本酒の味わいを世界に問う

白龍酒造

白龍酒造の酒は、韓国をはじめ欧米や東南アジア各国で流通。国内外で広く愛飲されるブランドへと成長した。 その飛躍のきっかけとなったのが、1990年代前半から出品を続ける『モンドセレクション』での輝かしい成績の数々だ。

モンドセレクションとは、ベルギーのブリュッセルに本部を置く食品や飲料などの品質評価機関。白龍の酒はここで1994年以来、現在まで連続して金賞を受賞し続けている。

しかも最高金賞に15回、国際優秀品質賞に18回も輝き、2017年にはついに25年連続受賞した企業にのみ贈られる「プレステージ・トロフィー」も獲得。

白龍酒造

品質にこだわり酒造りを続けてきた蔵元にとって、これほど誇らしいことはないだろう。 はじめは「日本酒が世界でどのような評価を受けるのか」を問うために出品していた白龍酒造だが、あくまでも大切なのは国内、とりわけ地元新潟の飲み手だと白井専務は言い切る。

「一人でも多くの人に飲んでいただけること」。それが、蔵元にとって一番の喜びだ。


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■越後杜氏の技を受け継ぐ白龍の酒造り

白龍


白井専務: 20代~60代の蔵人約10人と力を合わせて臨んでいます。 メンバーの中には「五百万石」の生産者もおり、毎年の米の出来を見ながら丁寧な酒造りを心掛けています。


酒造りにゴールはありませんが、醸すたびに生まれる新たな課題や反省点を次に活かし、少しでも皆さんに「おいしい」と笑ってもらえる味を追求し続けます。


それでは、蔵元が自信を持って勧める日本酒を、いくつか紹介しよう。

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①『大吟醸 白龍』
新潟日本酒モンドセレクション純米吟醸大吟醸阿賀野市白龍酒造越後杜氏五百万石
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