あまり人と関わらずに生きていきたい人の割合 無職はもちろん…
人付き合いをせずにひっそりと暮らしたい人は、意外と多いようだ。
人との繋がりを楽しいと思う人がいる一方で、あまり集団行動を好まない人も多いもの。付き合いには、なにかと疲れることもある。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名を対象に調査を実施。その結果46.9%もの人が、「あまり人と関わらずに、生きていきたいと思う」と答えたのだ。
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■40代男性は仕事の人間関係に苦悩
性年代別でみても、大きな差が見られない。
ただ40代男性が唯一、半数を超えているのは印象的である。会社で人をまとめる立場にあり、人間関係で苦労をしているのかも。
「社内でも社外でも、人付き合いで疲弊している。せめてプライベートは、一人でゆっくりとしたい」(40代・男性)
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■女性は社交的なイメージがあるけど…
女性はみんなでワイワイ楽しむ人が多そうだが、どの年代でも4割以上が人と関わらず生きたいと思っているのは意外である。基本的に一人が好きだという女性は、大勢で集うのが苦手だという。
「たくさんの人と会った後には、ものすごい疲れているのがわかる。嫌いな人だけでなく、好きな人とでさえも。とくに年末年始は飲み会も多いから、つらかった…」(20代・女性)
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■無職の人たちは人と関わりたくない
職業別では、自由業が他よりも少ない割合になっているのだ。
フリーライターとして働いている女性は、次のように語る。
「家で作業をする日が続くと、ものすごく孤独感を感じる。会社で働いているときは、面倒だと思っていた人間関係。だけど、ずっと人と関わらないのは、大きなストレスになるんだなと知った」(30代・女性)
しかし、同じく人と会う機会が少ない無職・家事手伝いでは、6割近くと高い割合である。引きこもりがちな人にとっては、人と会うこと自体が苦痛な人も多いようだ。
「仕事をするなら、できるだけ人と関わらないものがいい」(20代・男性)
ずっと一人でいるのは、孤独を感じるもの。一方で、人と関わることは、ときに煩わしさもある。なんとも、悩ましいところだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)