人生を踏み間違えたと思う… 無職と専業主婦を比べた結果がリアル
無職と専業主婦を比べると、結果に大きな差が。
物事が自分の思い通りに進めば、誰も苦労はしない。ときに回り道をしてしまうのが、人生というものである。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名を対象に調査を実施。
「自分は人生の道を踏み間違えたと思う」と答えた人は全体で38.5%と、やはり一定数いるようだ。
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■無職の多くは「人生の道を間違えた」
職業別では、無職・家事手伝いが半数近くと多い割合になっている。
無職が続くとどうしても、人生を悲観的に見てしまうようだ。
「20代から30代前半にかけては、何度も社会に出ては失敗するの繰り返し。そんなことをしていると自己肯定感も薄れていき、悪循環に陥ってしまっていた」(30代・男性)
一方で専業主婦(夫)は、人生を踏み間違えたと思っている人は少ない。
「子供ができて、私も夫もすっかり親バカに。これからも家族仲良く、暮らしていければと思う」(30代・女性)
専業主婦(夫)は、家事をして家族を支えることが仕事。マイナスな感情には陥りにくいようだ。
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■就職氷河期を経験した男性の話
時代背景により、人の環境も大きく変化をする。就職氷河期を経験した男性は、次のように語る。
「氷河期世代なので、就職活動で内定をもらえず。そこから数年間、なんとなくバイトをして過ごしていた。30歳を超えてから正社員になれたけど、給料はそんなに良くない。
景気の影響も大きいけど、せめてバイトの間になにかスキルを身につけるべきだったな…」(40代・男性)
この世代は多くの人が、就職活動で苦労をしている。同じような思いの人も、多いのではないだろうか。
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■60代から人は自分の人生を受け入れるように
年代別で見ると、なかなか興味深いことがわかる。
20代から50代までは、それほど大きな差は見られない。それぞれ、なにかに悩むときもあるのだろう。
しかし60代を超えると、割合が一気に下がっている。この世代にもなると、自分の人生すべてを受け入れる人が多くなるようだ。
「今まで苦労や悲しみもたくさんあったけど、それを含めて自分の人生だと思っている」(60代・女性)
紆余曲折あるからこそ、人生はおもしろい。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)