手つかずの自然に囲まれた秘境秋山郷の玄関口 雪も水も豊かな環境で醸される『霧の塔』

「米作りを続けるために」と農家たちがつくった酒蔵が前身となっている。

2018/02/21 21:00



 

■ものづくりのやりがいに気づく

興味なく入るには、厳しい仕事内容ではないかと思われるが、

「最初は、寒くてね。でも仕事を覚えていって、蔵の人たちも親しくなって、何よりひとつのものを作り上げる達成感がありました。『ものづくりのやりがい』ですね。立ち上げからいたので、愛着もあったかもしれません」


それが、気がつけば、杜氏になっている。そんな不思議な自分の経験から、若いこれからの人たちに伝えたいことがあるという。

「よく、『やりたいことが見つからない』『今やっていることは自分に向いているのか?』『このまま続けていてもいいのだろうか』と手応えのないことに不安を覚えたり、悩む人がいると思います。


でも、それを続けていれば段々面白さがわかってきたり、興味が湧いてきたりするもの。不安定な時期を乗り越えてしまえば、物事をやり遂げてみると、その本当の面白さが見えてくるものなのだと思います。


これは、どんな職種にも言えること。さらには仕事だけではなく言えることではないかと思うんです」


蔵元が勧めるお酒を紹介しよう


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①『霧の塔 純米大吟醸』

霧の塔

精米歩合40%の厳選された「五百万石」を使用。華やかで上品な吟醸香とキレの良さが魅力。


 

②『霧の塔 純米吟醸』

霧の塔

50%磨きで、穏やかな香り。すっきりしつつ、味わい深さも楽しめる。


 

③『霧の塔 本醸造』

霧の塔

精米歩合60%。米の味も楽しめ、ふくらみのある味わい。燗酒にも良い。

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(取材・文/Sirabee編集部

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