「ヘッドホンではありません」 聴覚過敏への誤解を解くシンボルマーク

一見ヘッドホンに見える、イヤーマフ。聴覚過敏の人の誤解を解くために制作されたシンボルマークが、注目を集めています

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2018/04/18 06:00

一見、どこにも不自由な部分が見受けられない人でも、様々な病気や障害を抱えていることも。

今、Twitter上では「聴覚過敏」と呼ばれる症状が話題になっている。聴覚過敏と付き合いながら生活する人たちにとって、欠かせない「あるアイテム」が、なかなか周囲から理解を得られず、苦しい思いをしている現状があるという。



 

■「聴覚過敏」誤解されてしまう苦しみ

「聴覚過敏」について取り上げた『NHK NEWS WEB』では、聴覚過敏について、ふつうの音が耐えられないほど大きく聞こえたり、ひどい場合には痛みや吐き気をもよおしてしまうこともある症状と説明されている。

嫌な音を遮るため「イヤーマフ」を日常的に着用している人もいるのだが、聴覚過敏は世間的に認知されていない。

「ヘッドホンで音楽を聞いている」と勘違いされてしまうなど、「誤解されてしまう」「理解を得られにくい」ことに、酷く苦しんでいる現状があるようだ。

https://twitter.com/YukkuriRina1102/status/978583278184677377

「聴覚過敏」は、大人だけでなく子供も患う症状で、「子供がイヤホンで音楽を聞いている」と誤解されてしまい、対応に苦慮している親は少なくないという。


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■聴覚過敏保護用シンボルマーク

そんな中注目を集めたのが、標識などを製造している、株式会社石井マークが制作した「聴覚過敏保護用シンボルマーク」。周囲からの誤解を解こうと制作されたもので、現在株式会社石井マークのホームページ上で無償提供されている。

聴覚過敏保護用シンボルマーク
(画像は株式会社石井マークHPのスクリーンショット)

マークにはサイズや色など多様なバリーエーションが展開されており、イヤーマフなどの保護器や、バッグなどに付けることで、周囲に状況を伝えることができる。


■「1人でも多くの人に知ってもらいたい」

このシンボルマークについて1人でも多くの人に知ってもらおうと、ツイッター上では多くのユーザーがこのマークや聴覚過敏に関する情報を拡散すつ動きが広まっている。

https://twitter.com/kmkmshiro/status/984290810668630016

「何でもない」ものに恐怖を感じたり、身体的に苦しめられてしまう状況は、「理解されない」ことで症状以上の苦しみを感じてしまう。

一見イヤホンに見えてしまうイヤーマフ。このマークが広く認知され、聴覚過敏を抱える人々が「誤解」によって心を痛めてしまう環境が、少しでも改善されていくことを願う。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

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