サッカー日本代表、決勝T進出 負け試合にも渋谷スクランブル交差点は乱痴気騒ぎ
ポーランド代表には敗れたものの、時間稼ぎを含めた作戦勝ち?
サッカーワールドカップ・ロシア大会、日本代表は日本時間28日深夜、ヴォルゴグラードアリーナでポーランド代表と対戦。
試合は1対0で敗れたものの、同じくグループHのコロンビアがセネガルに1対0で勝利したため、フェアプレーポイントの差によって、決勝トーナメント進出を果たした。
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■引き分け以上で勝ち抜けだった
グループリーグ最終戦を勝ち点4の1位で迎えた日本。ポーランドに勝つか引き分ければ、自力で決勝トーナメント進出が決定する状況。
しかし、前半は0対0で折り返した後半59分、ラファウ・クルザワのフリーキックにヤン・ベドナレクが合わせて失点。同時刻にキックオフしたコロンビア・セネガル戦はその時点でスコアレスだったため、敗退の可能性が濃くなっていた。
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■コロンビア勝ち越しで「時間稼ぎ」?
しかし、コロンビアは後半の74分、コーナーキックからジェリー・ミナがヘディングで先制。このまま行けば、日本とセネガルは、勝ち点・得失点差で並ぶことになり、反則などのフェアプレーポイントが少ない日本が有利な展開。
そのせいか、日本は時間稼ぎのようなボール回しも目立ち、ポーランドに反撃することなく終戦。試合には敗れたが、コロンビアの勝利により、西野ジャパンは2大会ぶりの決勝トーナメント進出が決定した。
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■渋谷ハチ公前は歓喜の渦
試合が終了した25時は、終電もほぼなくなりつつある時間だったにもかかわらず、渋谷ハチ公前のスクランブル交差点は、例によってお祭り騒ぎ。
安全な通行を促す「DJポリス」も出動したものの、歓喜の歌を口ずさみながらハイタッチを繰り返すサッカーファンが、そこここで輪をつくり、日本代表の勝利を祝った。
ベスト8を賭けた日本代表の決勝トーナメント初戦は、日本時間の7月3日3時から行われる。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)