「アニメ映画版便乗」で脱落者が急増? 『この世界の片隅に』に様々な声

内容や松本穂香の熱演は好評なものの、脇の甘さが目立つドラマ版『この世界の片隅に』。

2018/07/30 14:00


松坂桃李
(『この世界の片隅に』)

22日、松本穂香主演ドラマ『この世界の片隅に』の第3話が放送された。

丁寧な作品作りに一定の賞賛が集まっている本作だが、その外側では危うい騒動が起こっているようだ。



■デレるすずと色濃くなる戦争の影響

昭和19年6月のある深夜。呉に初めて空襲警報が鳴り、北條家は刈谷家と合同で防空壕を掘ることに。

そんな危うい状況のなか、結婚して3ヶ月がたち、すずは今さら周作(松坂桃李)が格好良く見えて仕方がなくなる。それは周囲にバレバレだが、すずは隠そうとせず、義姉・径子(尾野真千子)や刈谷幸子(伊藤紗莉)はキツめに当たってしまうことに。

そんな中、すずは径子の娘・晴美(稲垣来泉)と蟻を観察しているうちに、誤って配給された砂糖を水がめの中に落としてしまう。それを目撃していた義母のサン(伊藤蘭)はすずに対し、ヤミ市で砂糖を買ってくるよう、自分のへそくりを渡すことに。

その帰り道、すずが出会ったのがリン(二階堂ふみ)という美しく、艶やかな遊女で、彼女が帰り道を教えてくれる。すずが名を名乗ると、リンはなぜか「ふーん」と意味深な反応をするのだった。


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■24日に「special thanks to問題」が発生

丁寧な作品作りが魅力で、視聴率的にも健闘中の本作だが、かねてからのファンの中には「special thanks to問題」で衝撃を受けた人も少なくなかったよう。

これはのんを主人公役に迎え、大ヒットした同名アニメ映画の公式ツイッターが24日にツイートしたことを発端に起きている騒動。こちらの製作委員会が実写ドラマ版について「一切関知しておりません」と、異例の発表を行なったのだ。

発表によると、ドラマ版では「special thanks to 映画『この世界の片隅に』製作委員会」とクレジットに表記されているものの、映画版制作委員会は「当該ドラマの内容・表現等につき、映画に関する設定の提供を含め、一切関知しておりません」と説明した。

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■離脱者も増加か
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