資格がなくても大丈夫!? 「覚えてないなら意味がない」の声
資格よりも、実務経験?
就職や転職には、資格があれば有利と言われている。一方で「資格よりも実績」と考えている人が多くいるのも事実だ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「資格について」の調査を実施。
「資格をひとつも持っていない」と答えた人は全体で24.3%と、4人に1人はいることが判明。資格がない人は、意外に存在するのだ。
■実務経験のほうが大切
性年代別で見ると、30代以上では女性より男性の割合が高くなっている。
資格より、実務経験が大切との声も多い。
「今の職場でなんとかやっているので、新しくなにか取ろうと思わない。持っていたところで、実務で生かせていなければアピールにならないと思うし」(30代・男性)
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■資格を取っても勉強したことを忘れている
その場しのぎで資格をとっても、忘れていては意味がない。
「『マイクロソフトオフィス スペシャリスト』をかなり前に取っているけど、会社ではワードもエクセルも簡単なことでしか使わない。
試験のために覚えたことも、使わないから忘れてしまった。転職するときに、履歴書に書くのが怖いくらい。また覚えればいいのだろうけど…」(30代・女性)
履歴書を埋めることばかり意識するのは、考えものだとの意見も。
「履歴書を埋めるために、どうでもいいような資格をいっぱい取るのは意味がないと思う。履歴書に書いて注目されるのは、よほど難易度が高いか、その会社にマッチしているものくらいだろうから」(40代・男性)
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■資格を持っていないなら履歴書にはどう書くか
取得した資格を、あえて履歴書に書かない人もいる。
「『秘書検定3級』を持っているけど、これを書いても転職で有利にはならないと思う。このレベルの細かい資格は、書いていない人が多いと思う」(40代・女性)
資格を持っていない場合、履歴書にはどう書けばいいのだろうか。
「素直に『特になし』で問題ないと思う。資格がない部分を、他のことで埋めればいい。そのために、職務経歴書があるのだから」(40代・男性)
自分がその分野で、どれほどの知識があるのか表すのが資格である。数があれば、いいわけではないのだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)