伝統ある百貨店「大丸梅田店」でオトナ向け商品が大盛況 仕掛け人を直撃

女性向けセルフプレジャーグッズ『iroha』のショップが、百貨店に登場した。

2018/08/31 10:00

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日本の百貨店は、100年を超える歴史を誇る。その中でも、お酒やタバコなどではない「性的な意味での成人向け商品」が販売されたのは、もしかするとこれが初めてのケースかもしれない。

大阪の老舗百貨店・大丸梅田店は、8月22日から9月4日まで、女性ファッションなどを扱うフロアに女性向けセルフプレジャーグッズ『iroha』のポップアップショップを出店している。

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この挑戦的な試みは大手新聞社など多くのメディアに取り上げられたが、しらべぇ編集部も現地取材に訪れた。


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■「女性らしさ」を訴えたデザイン

大丸

梅田店の5階は『うふふガールズ』と名付けられたフロアで、おもに若い女性向けのファッションブランドが店を並べている。そこに、生成りのやわらかい色合いで仕切られているのが、irohaのポップアップストアだ。

ブランドのロゴ以上に「女性らしくを、新しく」というメッセージが目をひいた。客層は幅広く、中高年の夫婦から女性の一人客、中にはベビーカーを押す若いママの姿も。

ずらりと並んだirohaを積極的に手に取ったり、店員さんに質問する姿が目立つ。実際、売上は期間の半分を残して、すでに目標の3倍を超えているという。

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■予想以上の反応に驚きも

大丸

編集部は、今回の企画を担当した大丸梅田店の松井恭兵サブマネージャーに話を聞いた。

松井さん:反響については予想以上で、僕ら自身も率直に驚いています。店構えなどもしっかり検討しましたが、「実際の売上についてはどうなんだろう…」とも考えていました。


また、今回はセルフプレジャーグッズだけでなくデリケートゾーン専用ソープも扱っていて、そちらのほうが売れるのではないか、という予想の中で始まりました。


ところが、実際にはグッズの売上が専用ソープの2倍となっているそうだ。「女性の悩みに対して、ダイレクトにアプローチできたのかな」と、語る。

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