社員を丸刈りにしてブログで晒した会社 凄惨なパワハラに「言い訳が酷すぎる」と非難殺到
パワハラを受けた男性の主張が認められた。
運送会社の元社員の男性(40)がパワハラを受けたとして、会社側に慰謝料や未払いの賃金などを求めていた裁判に判決が下された。
インターネット上では、痛ましいパワハラの内容に怒りの声があがっている。
■パワハラの様子をブログで公開
報道によると、男性は2012年からおよそ2年間、福岡県宗像市の運送会社に勤務。運送先から戻る途中温泉に入ったことを理由に、事実上の経営者の男性から頭を丸刈りにされ、その様子を会社のブログに掲載された。
ブログにはほかにも、男性が自動車用の洗剤などで頭を洗われたり、下着1枚の姿で高圧洗浄機の水を吹きかけられたりする様子が写っていたという。
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■原告側の主張が全面的に認められる
男性はこれらの行為がパワハラに当たるとして、会社などに慰謝料や未払いの賃金に付加金などを加えた、あわせて2,200万円あまりの支払いを求め提訴。
これに対し会社側は、「男性の頭部が皮膚病になったため刈ってあげた」などとパワハラを否定していた。しかし、14日の福岡地裁で原告側の主張が全面的に認められ、会社などにあわせて2,100万あまりの支払いを命じたとのことだ。