35年間、立ちション丸見えの中学男子トイレ 「セクハラです」と生徒の訴えで改善へ

京都府にある中学校の生徒たちが、男子トイレの改修を求め市長に詰め寄ったことが話題になっている。

2018/11/27 20:00


 

■「セクハラトイレ」は改善へ

この言葉を受け、中学生議会後にさっそく2人の市議が中学校に視察に訪れ、問題を認識。「年内にパーティションを設け、通路から便器が見えないようにする」と約束し、35年間見過ごしてきた「セクハラトイレ」はようやく改善されることとなった。

市議を急遽動かした3人はこの対応に喜びながら「生徒が声を上げられる機会をもっと増やしてほしい」と願っているようだ。


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■「全国に普及してほしい」

見られてしまう男子も、目に入ってしまう女子も、みんなが不快になる空間の改善には、ネットでも「全国で普及してほしい」との声があがっている。

「見たくないのに見えるからいやだよね。改善されてよかったわ」


「よかったね。女から男へのセクハラ、また同性間のセクハラはまだまだ軽んじられてるよね」


「未だに地方の昔からある学校とか、あるらしいね。これは大人たちが早く気付いて対応すべきだよ」


「テレビで学校の男子トイレが個室になっているのを見て『本来これが普通だよなー』って思った。 全国に普及して欲しい。 流石に可哀想」


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■「座りション」は浸透している?

しらべぇ編集部は全国の20代〜60代の男性300名を対象に「トイレ」について調査したところ、およそ3割の人が「座りション」をしていると回答。

座りション派円グラフ

様々なメディアでも、「座りションをする男性が増えてきた」と報じられてはいるものの、やはりまだ半数以上は立ちション派が多い。

生徒たちの強い訴えにより、パーテイションの設置まで至ったが、ドアや引き戸など、リラックスして用を足せる空間にすべきだ。引き続き、改修作業に取り掛かっていることを願う。

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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2014年5月19日〜2014年5月20日
対象:全国20代〜60代の男性300名(有効回答数)

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