「ボケ」と罵倒する教師が暴走 生徒への仕打ちに「謝罪では済まされない」
山口県・下松市の工業高校で教諭が生徒にした行動に非難の声が集まっている。
教師による体罰が問題視される昨今、山口県・下松市の県立工業高校である事件が起こり注目を集めている。
■生徒の頭を丸刈りにした
事件は昨年の12月ごろ、同高校の男性教諭が自身の受け持つクラスのある生徒に対して行ったもの。
報道によると「バカ」「アホ」と言った暴言や、「病院に行け」と言った心を傷つける内容の発言を繰り返していたという。そして、終いには追い打ちをかけるかのように、その生徒の頭をバリカンを用いて丸刈りにしたのだ。
この件が判明し、教諭は生徒と保護者に謝罪することとなる。
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■クラスメイトも行動
なお、事件後に生徒は学校を休むこととなる。一連の騒動を受け、生徒のクラスメイトと保護者が行動に移したようで、同クラスの生徒40人全員が保護者が問題の教諭に対し、懲戒免職を求める「嘆願書」を提出したのだ。