「歌が好きなのが忘れられなくて」 元看護師・結花乃が歌手として表現する音楽の形

看護師の経歴を持つシンガーソングライターの結花乃。彼女の今いままでとこれからについて聞いた。

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2019/07/11 08:00


 

■地元に根づいたアーティストに

結花乃

幼少期よりピアノを習っていたとはいえ、楽曲制作の経験があるわけではない。行き詰まった彼女を救ったのは地元の静岡県だったのだとか。

結花乃:東京住み始めて、曲が全然思い浮かばなくなったことがあったんです。そんな時に一度地元に帰ったら「慣れ親しんだ富士市にいることで私らしくいられる」って感じて、曲を作れるようになったんです!


東京に事務所はあるんですけど、じつは今も静岡の富士市に住んでて…週に何度も通いながら実家暮らしで音楽活動をやってます(笑)。


━━東京と静岡を通いで…それを許した事務所もすごいですね。

マネージャー:そうなんですよ…! デビューが決まった後に帰るって言われて「えぇ!!」みたいな(笑)。


当初、事務所を困らせていた面は否めないが、それが功を奏したケースもあったそう。

結花乃:地元に住みながらデビューするので、地元の人に知ってほしいと思い市役所にご挨拶に行ったら、「曲を作ってほしい」ってお仕事を頂いたりして。


街の歌を作らせていただいたら、富士市でのイベントもすごく増えて…今もし東京に住んでも、何度も富士市に行かないといけない(笑)。


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■「結花乃」がわかるアルバム

結花乃

そんな彼女の「いままで」が詰まったアルバム『結花乃譚』。NHK『みんなのうた』放送され話題となった「きんぎょすくい」や新曲5曲を含めた計12曲が収録されている。

━━今回アルバムはベスト版的な立ち位置になるのですか?

結花乃:じつは違うんです! 活動してきて初めてのアルバムなので、「メイン曲を全部入れちゃえ!」っていうより、むしろベスト版になりすぎないような「適度な重さ」を意識しました。


━━ある意味、名刺的な作品ってわけですね。確かに重要な曲を残しつつも、全体的にバランスのいい印象を受けました。

結花乃:そうなんです。この1枚で私がどんなアーティストか分かってもらえるようにしたいと思って、バラエティ豊かにしてみました。あとは通して聴いても飽きないことが大切。


『へくしょん』っていうくしゃみの曲があるんですけど、家で「これでもか」ってくらいくしゃみの練習をして(笑)。レコーディングでもたくさんくしゃみをして、一番いいのが使われている…そんな曲もあったりします。


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■マルチすぎる才能も

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