「天叢雲剣で雨」は本当なのか 「私たちのときは晴れた」と美智子さま

即位礼正殿の儀での天気変化は、三種の神器の影響なのか

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2019/10/22 16:40

天皇陛下

22日、天皇陛下が即位を国内外に宣言し、国内外の代表から祝福を受ける「即位礼正殿(せいでん)の儀」が皇居・宮殿松の間で行われた。朝から荒天のため、宮殿・中庭に配置される装束姿の職員の数は3分の1ほどに減らされた。

そんな中、天叢雲剣と天気に関するツイートが話題になった。


 

■天叢雲剣で雨?

即位の礼では、八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の、いわゆる三種の神器が用いられる。

その中で、天叢雲剣の由来からか、「天叢雲剣を用いるタイミングで東京の皇居に雨が降った」「天叢雲剣で雲がかかって大雨、普段祀られてる熱田神宮近辺は晴れ」「天叢雲剣は、天空に群れ雲を発生させる剣と言われている」といったツイートが多数投稿。

そのため、この話題はツイッターのトレンド入りしている。


関連記事:リアル『天気の子』? 「即位礼正殿の儀」の雨は神話とリンクしていた

 

■「ヤマタノオロチが起源」との神話も

日本の古代史に詳しく『日本の神様に出会う旅〜出雲・島根編〜』(イースト・プレス)の著者でもある漫画家のヨザワマイ氏によると、天叢雲剣は「その出自には様々な説はあるが、日本神話では草薙の剣(くさなぎのつるぎ)という名でも登場している」という。

天を治める太陽神・アマテラスの弟、スサノオが、地上での大蛇(オロチ)退治の末、大蛇の尾から見つけた剣で、スサノオはアマテラスに献上した。

その後、アマテラスの孫・ニニギノミコトの手にわたり再び地上に。 さらにヤマトタケルの手にわたったことをきっかけに、熱田神宮の御神体として祀られるようになったと伝えられている。

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■太陽神と雨の神を祀ってきた日本

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