『おはよう日本』理系女子特集に物議　「決めつけが…」「そういうとこ」

20日放送の『NHKニュース　おはよう日本』（NHK）では理系女子をめぐる特集を放送。その内容に疑問の声が相次ぎ、一時ツイッターで「理系女子」がトレンド入りを果たした。

 

■理系女子を育てるおもちゃ

この日、番組では「おもちゃでアップ？　女子の理系脳」と題した企画を放送。

記者が「走ったり光ったりするおもちゃは男の子、かわいいお人形は女の子と決めつけていませんか？」と語り始めると、この決めつけのせいで女の子が算数や理科に興味が持てなくなっているという指摘があることを紹介。

こうした声を受け、現在開発が盛んになっているという幼児向けのおもちゃについて紹介していく。

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■「オシャレやかわいいものが大好きな女の子」

ここまでは至ってまっとうな内容なのだが、問題はここから。最初に紹介されたのは「コンピューターのプログラミングを学べるおもちゃ」で、簡単に説明するとロボットを動かしてマス目に置かれた洋服やぬいぐるみを集める、というもの。

すると記者によるナレーションで「オシャレやかわいいものが大好きな女の子が、楽しみながら（プログラミングを）学べるのがポイント」と紹介されたのだ。

冒頭の語りとは真逆の、性別に基づく決めつけにも受け取れるこの言葉に、ネット上では異論を唱える声が相次ぐことになる。