イタリア料理にトマトが欠かせない意外な理由 視聴者からは驚愕の声
『チコちゃんに叱られる』でイタリア料理でトマトがよく使われる理由を解説。視聴者からは驚きの声があつまる
27日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「イタリア料理にトマトが欠かせないのはなぜ?」が話題となっている。
イタリア料理といえばスパゲッティやスープなどいろいろなものがあるが、メジャーなものはトマトで味付けされたものが多い。その秘密にチコちゃんが迫った。
■庭師が腹ペコだったから
チコちゃんの気になる回答は「庭師が腹ペコだったから」という。農家や料理人ではなく庭師が影響しているようだ。
トマトは南米のアンデス山脈からメキシコなどの中央アメリカに広まり、当時のトマトは現代のものと比べ小さく直径は4cmほどで、トマトは当時スペイン領であったイタリアの都市・ナポリにも伝わった。
しかしイタリアでは、マンドレイクという凶悪な毒を持つ植物とトマトが同じナス科であったことから「悪魔の実」と言われ、赤や黄色と色鮮やかだったため、観賞用として飾られていた。
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■我慢できずに…
伝わってきたが、食べられることのなかったトマト。スペイン領だったナポリは税金が高く庶民は食べ物をまともに買うことができなかった。
毒があると思われ観賞用として植えられていたトマトを仕事中の庭師が我慢できずに食べてしまった。それが予想以上においしかったことからイタリア中に広がったようだ。
ナポリがあるイタリア南部はトマト栽培に適した環境だったため、品種改良が繰り返され、実が柔らかく水分を多く含んだトマトを開発されたという。
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■「イタリア産じゃない」と驚き
南米のアンデス山脈から伝わったと解説されたトマト。視聴者は「アンデス山脈から伝わったの? 初めて知った…」「イタリア産じゃないのか!」「伝わったときは食べなかったのかぁ」と驚きの声が相次いだ。
アンデス山脈から伝わった際には食べなかったトマトが意外な理由で観賞用から食用に転じた。庭師の挑戦がなければ、今のようなトマト料理はなかったと思うと感謝してもしきれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)