賛否両論の「アベノマスク」配布 賛成している割合はどの程度なのか
政府が決定した布マスクの配布。その評価は？
■賛成している人の声は
布マスクの配布賛成していると話すのは、20代男性のMさんだ。
「風邪や新型コロナウイルス感染症の疑いがある人にとって、マスクの着用は重要だと厚生労働省も訴えている。世界的にマスクが不足しているなかで、政府が洗って何度も使える布マスクを配布し全国民が着用すれば、感染症拡大の予防ができる。
また、マスクが行き渡ることで、医療機関や介護施設のマスク不足を解消し、価格の高騰化を防ぐこともできる。実際にマスクの価格が下がってきたし、施策がうまくいっているんじゃないかなと思う」
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■「意味がない」との声も
一方「意味がない」と主張するのは50代のOさん。
「マスクは他人に飛沫（くしゃみなどの飛び散り）感染を移さないことが目的で、ガーゼやタオルなど口を塞げるものでも代用できるので、根本的に不織布マスクが供給されないと意味がない気がする。
また、報道を見ると、布マスク2枚配布の費用は466億円だとか。そんなにお金があるなら現金を配るなどの国民生活の保障に充分使ってほしい」
様々な声がある政府のマスク配布。本調査では、否定的な考えを持つ人のほうが多かった。
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（文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）
対象：全国10代～60代の男女1,880名 （有効回答数）
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