高齢者と若い女性のマッチングサイト「まご活」の実態を直撃 ネットでは賛否

「まご活」なるマッチングサービスが5月にローンチされた。どのようなサービスなのか探った。

2020/06/15 08:20


 

■高齢者側の登録者は男性のみ

まご活において「高齢者」側のユーザーは、60歳以上しか利用できないが、若者側は女性だけだ。ここに疑問がある。話相手になったり買い物にいくのであれば、若い男性と高齢者女性のマッチング、または若者男性と男性高齢者でもいいはず。

それがサイトのサービスでは一切無視されていることは不可解だが、坂東氏は「まご活が女性だけである理由は サイトの構造的に若い男性と若い女性がマッチングしてしまう危険性があったため」と説明しており、釈然としない。

そもそも高齢者男性だけを登録時にジャッジできるシステムなら、若い男性が年齢を偽って登録したとしても見破れそうな気もするが…。


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■将来的には…

そこについて、さらにヒアリングすると、「大人世代と女性のマッチングサイトではなく、大人世代と若者のマッチングサイトにしたいと考えております。違いは、サービス提供者が女性だけなのか、男女両方なのか、にあります。いずれ、18歳以上の男女どちらもサービスを提供できるようにしたいと思いますが、大人世代と若者世代の年齢の基準をどこに設定するのか、などの問題がありますので、こうしたサービスに移行するにはかなりの時間がかかるのではないかと思っております」と説明。

つまりその体制が整う前にサービスを開始させてしまったのがこのサービス。

ネット上では、まご活について「高度に発達したパパ活は老人介護と見分けがつかない」「時代を先取り」と面白がる声も見られるが、「絶対健全じゃない」「闇が深すぎる」といったバッシングの声が大半を占めている。

これらの声を払拭できるところまで、サービスの健全性を示すことが最優先のような気がするのだが。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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