アメリカに住む日本人に聞いて気づいた「新型コロナに感染しやすい場所」の共通点

新型コロナウイルス、日米の共通する感染源とは

社会

2020/06/15 10:40

新型コロナウイルス・COVID-19
(画像提供:米国CDC)

「東京アラート」は解除されたものの、14日に東京都で新たに47人の新型コロナウイルスの感染者が出たことが物議を醸している。

感染者が増えているのは東京だけでなく、たとえばアメリカ・テキサス州では10日に感染者数が最多を更新。いまだに増え続けている状態なのだという。



 

■原因を米国在住の日本人に聞く

しかし、感染者が急増しているわりにはあまりアメリカに住んでいる日本人が新型コロナウイルスに感染したという話は聞かない。いったいなぜなのかテキサス州に住む日本人女性に話を聞くと、以下の要因が考えられるのだという。

・感染者は増えているが、日本人が多く住むコミュニティには感染者が出ておらず、文化の違いも感染者の増加に関係していると考えられる。

・一般的な飲食店では感染者は出ておらず、テイクアウトの需要が増えているのは日本と同じ

・靴のまま家に上がることやスキンシップが多かったり、肥満で健康状態が悪い人が多いことも日本に比べて感染者が増える要因かもしれない。

・アメリカは日本と比べて貧富の差が激しく、教育が行き届いていない世帯が多く住む地域や、治安の悪い繁華街などで感染者が出ている。

・感染者が少ない地域ではほとんどの人がマスクを着用しているが、田舎で感染者が多い地域はマスクをしている人があまりいないことが多い。


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■繁華街で感染者が増えるのは日米共通

女性の話を聞いた限りだが、日本でも繁華街として有名な歌舞伎町のホストクラブで感染者が急増しているなど、人との距離が近くなりがちな場所でクラスターが発生しているという点は共通している。

ほかにも一般的な飲食店では感染者が出ていないことも同じで、あまり密になったりしない飲食店への過度な規制は必要ないのかもしれない。

また、これは日本ではあまりないことだが、貧富の差が激しいことにより体調が悪くなっても医者にかかれず、そのまま悪化してしまう人も少なくないのだと思われる。


■感染源となっている場所への対処を

ただ、救いがある点は海外でもマスクをしたり、清潔を心がけている地域では感染者が出ていないこと。共通しているのは、自らの身を守るためにとてもいい情報だ。

当然だが、しっかりうがいや手洗いをしてマスクを着けることは、どこにいても感染の予防に効果的なのだろう。しかし、いくら衛生に気を付けたところで繁華街の感染者急増が収まらない限り、収束へ向かうことは難しいはず。

実際にネット上でも18人の感染者を出したホストクラブに批判が殺到しており、そこをなんとかしないとまずいのではという声も多数あがっている。重大な感染源となっている場所を把握して徹底した対処をすることが、いまもっとも大事なことなのだろう。


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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男