尾木ママ、学校の悪しき校則に怒り 「信じられません!」
尾木ママが日本の学校の文化を一刀両断。「給食の完食」「地毛証明」などの風習について思いをつづった。
18日、「尾木ママ」の愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹氏が自身の公式ブログを更新。給食に関係するひとつの風習についてつづった。
■「信じられません」
外国人の親を持つ茶髪の子供が中学校から卒業アルバムをもらった時、自身の髪が黒塗りにされていたという事件を取り上げ、「甚だしい人種差別。存在の否定です」と怒りのコメントをしていた。
尾木ママはさらに「信じられません」としつつ、「コロナ禍の中『学校の常識は世間の非常識』状態が残っているのでしょうか」問題提起。
続けて、「緊急事態なのに、日常が戻ると非常識が息を吹き返す修正があります」と日本人の体質を振り返ると「なぜなら日本の学校は『博物館』が大好きだからかもしれません」とその理由について想像した。
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■学校の悪しき風習は…
「日々革新し続けないと取り残される世界に生きるからこそ、変化し続けるので。コロナだって変異を続けるのです」と社会が目まぐるしく変わっていくため、自身も変化を続けなければならないと訴える。
尾木ママは、昭和の時代から残り続ける日本の学校の文化「給食の完食」「地毛証明」などのブラック校則をあげ、「まだ存在するのでしょう?」と読み手に投げかけた。
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■「意味のわからない校則があった」は3割
男女の交際禁止や坊主の強制など、厳しすぎる校則を掲げる学校はいまだに存在する。
しらべぇ編集部では全国の10~60代の男女1,789名を対象に調査を実施した結果、3割が「意味のわからない校則があった」と回答した。
学校の中の校則や風習などと社会の風習とギャップがありすぎることやそういった悪しき風習がなかなか改善されないことについて嘆いた尾木ママ。昔から形だけ残る風習が変わっていくことはあるのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国18歳以上の男女1,789名 (有効回答数)