尾木ママ、惜敗のバスケ女子代表を称賛 政府の新型コロナ対応には苦言と期待

教育評論家の尾木直樹氏が惜敗のバスケ女子代表に称賛をおくりながら、政府の新型コロナ対応には「オリンピックによって失敗は見逃されない」と苦言する。

2021/08/08 17:00

尾木ママ・尾木直樹
(写真提供:JP News)

教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が8日に自身のブログを更新。オリンピックの決勝でアメリカと戦ったバスケットボールの女子代表に称賛の言葉を送るも、政府の新型コロナ対応には厳しい言葉を残した。



 

■バスケ女子に勇気もらった

オリンピックで行われたバスケットボール女子の決勝戦で惜しくもアメリカに負けてしまった日本だが、尾木氏は代表選手たちを「よくぞここまで力をつけましたね」とたたえる。

「伸びやかなプレーに清々しい気持ちになりました」と選手の活躍へ感動した尾木氏は銀メダルに「おめでとう」の言葉を送った。また選手たちの活躍からは「弾ける笑顔に元気も勇気ももらいました」とパワーを受けたようだ。


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■「五輪で失敗は見逃されない」

一方でと前置きし、感染が広がる新型コロナウイルスのデルタ株について触れた尾木氏。オリンピックが中止を希望する声もあがるなかで行われたことから政府には「国民の視点も分断されています」と言う。

オリンピックには日本中が感動と熱狂の渦につつまれたが「オリンピックの成功によって、コロナ対策が失敗しても大目に見逃される訳じゃないです」と厳しい態度をしめす。


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■政府には新型コロナへ対応を期待

発足時には歴代3位だった菅内閣の支持率も新型コロナウイルスの対応によって下がり続けている。例えオリンピックが成功しても、尾木氏の言う通り支持率の大きな改善は見込めないだろう。

菅総理大臣の任期は9月までと差し迫っていて、政府の対応に国民の判断がくだされる時も近い。尾木氏は「しっかりワクチン接種、治療薬承認、医療体制確立を期待したい」と厳しいながらも政府に応援の言葉を送った。

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(文/しらべぇ編集部・綾崎 かなめ

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