ダルビッシュ有投手が8勝目を記録 期待された大谷選手との直接対決は実現せず
ダルビッシュ投手が6回1失点の好投で8勝目をマーク。タティスJr選手の好プレーがチームを盛り上げた。
サンティエゴ・パドレスに所属するダルビッシュ有投手は9日(現地時間8日)、本拠地ペトコ・パークで行われたロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板し、8勝目をマークした。
■MLB通算79勝を記録
前回登板は序盤に相手打線に捕まり、3回途中に降板したが今日は違う。1番のデビッド・フレッチャー内野手から、3番のフィル・ゴゼリン内野手まで3者連続三振を奪い、最高の立ち上がりの見せたダルビッシュ投手。
2回はヒットと四球で1死1、3塁のピンチを招くが、7番のマックス・スタッシ捕手をライトフライに打ち取ると、ライトのフェルナンド・タティスJr選手がタッチアップを阻止して得点を許さない。
その後も安定した投球を展開し、6回3安打7奪三振1四球1失点で勝ち投手の権利を手にしてマウンドを降りた。後を受けたリリーフ陣が4失点したものの、8対5で勝利して8勝目をマーク。これでMLB通算79勝となり、日本人歴代2位の黒田博樹氏に並んだ。1位は野茂英雄氏の123勝となっている。
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■大谷選手との対決は…
期待された大谷翔平選手との直接対決だが、ベンチスタートで出場機会がなかったため、実現とはならなかった。
今季のエンゼルスとの対決はこれで最後となるため、直接対決は来季に持ち越されることに。MLBスター選手の2人、ファンを興奮させる熱い対決を期待したい。