氣志團がライブ活動休止へ 綾小路翔の声帯炎が回復追いつかず歌唱に支障
綾小路は「さっさと帰って来るよ。目標はズバリ、来年の氣志團万博!」と来年中の復帰を目指している。
ロックバンド・氣志團が11日、来年1月3日の日本武道館公演をもってコンサート活動の休止を発表。ボーカル・綾小路翔の声帯炎治療とリハビリに専念するためとしている。
■「歌唱を伴わない活動」は継続
バンドの公式サイトでは「氣志團よりご報告」と題し「このたび、綾小路翔のかねてからの声帯炎治療とリハビリに専念するため、2023年1月3日の日本武道館公演をもちまして、氣志團のコンサート活動を休止することとなりました」と報告。
なお「歌唱を伴わない活動」については継続していくという。
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■歌唱に支障をきたす状態に
綾小路もコメントを発表。長年患ってきた慢性的な声帯炎の回復が追いつかず、歌唱に支障をきたす状態になっていることが、ライブ活動休止の理由と説明。
「ガッツがあれば何でも出来る」がバンドの信条だが「今回ばかりは己の現状と真摯に向き合い、今後の音楽生活をより実りあるものにするための最善の方法を模索した結果、この様な決断に至りました」と伝えた。
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■目指すは氣志團万博での復帰
ファンに向けては「みんな、マジでごめんな」と謝罪。ただ、綾小路のリハビリ専念であって「氣志團は止まるつもりはありません」と強調する。
「それに氣志團はそもそもインストバンド。歌えなくても出来ることは山盛りあります。楽曲も意欲的に制作しております。全方位でお仕事お待ちしております。もちろん、なる早で復帰するために全力を注ぐ次第です。さっさと帰って来るよ。目標はズバリ、来年の氣志團万博! 頑張るぜ。氣愛。約束」。
9月頃に開催しているバンド主催のロックフェス「氣志團万博」での復帰を目指すとした。
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■「必ず連れて行く。ピリオドの向こうへ」
「1997年の結成から最初の活動休止となる2006年の氣志團万博までが第一章だとすると、2009年に再会し、再び突っ走って来た今の俺たちが第二章。つまりは今度の武道館GIGがその第二章の終幕であり、第三章の序幕へと繋がる大きな区切りとなることに間違いはありません」と綾小路。
そして最後は、バンドの人気楽曲『One Night Carnival』の歌詞の一節を交えながらコメント。「生きてりゃ色んなことがあるけれど、雨が降らなきゃ虹は出ない。音がなければ夜は明けない。約束するぜ。必ず連れて行く。そう、ピリオドの向こうへ。氣志團 綾小路翔」と結んだ。
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)