『ポケモンSV』見掛け倒しポケモン・トロピウスが最強に　「見た目に恥じぬ強さ」

Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、現在ランクバトルシリーズ1シーズン2が開催中。ダブルバトルにて、意外なポケモンが猛威を奮っていると話題を呼んでいる。

 

■トロピウスがランクバトル1位に

現在、同作ではランクバトルシリーズ1シーズン2が開催されており、前シーズンとはレギュレーション等の変化はないものの環境がとんでもない勢いで回っており、メタがメタを呼ぶ状況となっている。

そんな中、ダブルバトルで瞬間1位を獲得したプレイヤーが「トロピウス」をパーティーに組み込んでいたと話題を呼んでいた。

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■見掛け倒しポケモンの代表

トロピウスとはくさ・ひこうタイプのポケモンであり、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』をはじめとする第3世代から登場している。第3世代では135匹の新ポケモンが登場したが、トロピウスは見た目からかなり強ポケ感を漂わせており、初めて目にした際に捕獲した人も多いのではないだろうか。

しかし、トロピウスはアブソルとイワークと共に「3大見掛け倒しポケモン」（諸説アリ）の一角に入っており、「見た目の割にクソ雑魚」という認識をされていた。

ちなみに、アブソルとイワークの進化系であるハガネールは後に「メガシンカ」ができるようになり、一概に強ポケとは言えないものの尖った性能へと生まれ変わり、愛用するプレイヤーもチラホラ。しかし、トロピウスだけは明確な強化がされず、残念な性能のままとなっていた。

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■ダブルバトル向けの技を獲得

そんな残念すぎるポケモン・トロピウスだが、今作からワイドガード、てだすけ、ボディプレス、とんぼがえりといったダブルバトル向けの強力な技を数多く獲得。さらに、やどりぎのたねや木の実使用後に自動で木の実を手に入れる特性・しゅうかくといった優秀な技や特性を持っていたこともあり、一気にダブルバトルで大活躍するようになったようだ。

また、現環境ではくさ・ひこうタイプという組み合わせはハネッコ系列を除けば唯一無二のタイプとなっており、強力な「きのこのほうし」を無力化できたり、地面技を無効化できるため強ポケ・ガブリアスとの相性がよかったり、高耐久ポケモン・ヘイラッシャに強く出れることなど、環境の変化によって最強格へと成り上がったと考えられている。

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■「見た目に恥じぬ強さ」との声も

これらに対して、ツイッター上では「ワイドガード持ちを知られてないポケモンはワンチャンある」「見た目に恥じぬ強さ」「トロピウス好きだったから嬉しい」「あのトロピウスが環境ってマジ？」といった声が寄せられていた。

また、このトロピウスの天下は長くは続かないと考えている人も多いようで「剣盾のアイアント枠だよ」「ワイガ持ちを認知されてから生き残れるかがトロピウスの勝負」といった意見もあがっていた。

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（取材・文／Sirabee 編集部・北田力也）