本田圭佑、日本の治安に憂慮　「何かあってからでは遅いと思わせる国に…」

サッカー元日本代表の本田圭佑が3日、公式ツイッターを更新。日本の治安が悪化しつつあるとして憂いをつづり、ファンの反響を呼んでいる。

【ツイート】日本の治安を憂いた本田

 

■広域強盗事件などが相次ぐ

今年に1月に発生した東京・狛江市の強盗殺人事件など、全国で広域強盗事件が相次ぎ、先月には指示役とみられる容疑者らが逮捕されて注目を集めた。

また今月1日には、埼玉県戸田市の中学校に男子高校生が刃物を持って侵入し、取り押さえようとした男性教員に切りつける事件が発生。殺人未遂容疑で逮捕された男子高校生は、付近で起きていた切断された猫の死骸が放置される事件への関与もほのめかしている。

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■「どんどん悪くなってる気が」

凶悪な事件が相次いでいることに、本田は「日本の治安がどんどん悪くなってる気がする」と治安の悪化を懸念。「子供だけで外で遊ばせられへん。習いごとも送り迎えが必要。何かあってからでは遅いと思わせる国になってきてる」と憂慮する。

海外からは、日本が安全な国とのイメージがあることに、「幸いなことに多くの外人はその事実にまだ気づいていない」とつづった。

続く投稿では、「それでも日本が良い国なのは間違いないが」と希望も抱いている。

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■共感や反論の声

本田の投稿に、ファンからも「自分が小学生のときはランドセルを玄関に置いて友達と夕方まで遊んでいましたが、今は考えられません」「最近、ニュース見てて怖い事件がめっちゃいっぱいあるもんね」「昔夏は窓全開網戸だけで過ごせましたが、今はしっかり戸締まり、雨戸まで締めないと安心して寝れない時代になりました」と共感のコメントが集まった。

ただ、各種統計では犯罪件数は減少しており、「凶悪犯罪（殺人、強盗）は減ってるみたいです」「統計的には、犯罪件数は人口比で見ても戦後最小で、治安はよくなるばかりなんだけど。数が減った分、一つ一つの事件を大きく感じるようになったのかな…」「『体感治安』は悪いと感じている方が多く、自治体の調査では要望のトップ3に入る。インパクトの大きい犯罪が理由だと思います」といった声も寄せられている。