BreakingDown初の公式ブック、「ぽっかり抜けた部分」にファンから心配する声

格闘技イベント「BreakingDown（ブレイキングダウン）」初の公式ガイドブックが30日に発売。中身を読んだファンからとある指摘が上がっていて…。

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■表紙は朝倉未来

このたび全国の書店、コンビニ、amazonなどで一斉に販売開始となった『超BREAKING DOWN　ブレイキングダウン公式BOOK​』（宝島社）。

BreakingDown株式会社の代表で格闘家の朝倉未来が、試合ケージである金網を掴みながら、カメラをにらみつける印象的なカットが表紙を飾っており、巻頭は朝倉のロングインタビュー。赤字続きの創業期から、大ヒットイベントに成長した現在に至るまでの道のりと悪戦苦闘ぶりが大いに語られている。

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■人気選手たちの貴重なインタビュー

その後は、同団体看板選手7名のインタビュー。

こめお、瓜田純士、バン中村、啓之輔、萩原裕介、黒石高大といった実力派ファイター、そして最弱ファイターとしてサクセスストーリーを進み続けている10人ニキが、赤裸々に格闘技、そして過去の人生、未来について明かす。

続いて安保瑠輝也、ジョリー、勾配ニキ、ノッコン寺田、ぬりぼうら人気選手たちのインタビュー記事が続き、伝説の乱闘シーンを振り返る「事件乱闘史」、オーディションで爪痕を残しながら消えてしまった人物を追う「あの人はいま」などファンにとっては嬉しい企画ページが続くのだが、一つだけぽっかり抜けた部分が…。

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■スター選手・飯田将成が登場しない…

それが“ブレイキングダウン最強”とも称される、元プロボクサー・飯田将成（まさなり）の登場ページがないことだ。

前回大会である「ブレイキングダウン8」（5月21日、東京・後楽園）では韓国のエースであるパク・ウォンシクとメインイベントを飾り、僅差の判定勝ち。両者ともスッキリしない試合に終わってしまったが、実力、人気ともに同団体のトップクラスであり、そんなスター選手が同書に登場しないのには違和感が残る。

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■「訳ありなんだろうか？」の声も

じつは22日に更新した自身のYouTubeチャンネルで「ブレイキングダウンはあと1、2回出るか出ないか」と同団体から卒業することを示唆していた飯田。「結構前から決めていた」とその信念が固いことも明かしており、それを見越してのページ構成になった可能性もある。

同書を読んだファンからは「一番人気の飯田さんの名前がないのは訳ありなんだろうか？」という心配のコメントも上がっているが、今後飯田は残りの大会でどんな激しい試合を見せてくれるのか。期待が集まる。

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（文／Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤）