ビートたけし、電動キックボードの法改正を疑問視　「バイク扱いだよね…」

2日放送の『ビートたけしのTVタックル』（テレビ朝日系）で、ビートたけしが電動キックボードの法改正を疑問視した。

 

■電動キックボードの規制が緩和

改正道路交通法で、7月1日から電動キックボードが一定要件を満たしていた場合、16歳以上は免許不要・ヘルメット不要（努力義務）など、規制が緩和されたことを議論した2日の『TVタックル』。

法改正が行われたものの、カメラには歩道から信号を無視して道路に入り、縦横無尽に駆け抜けていく電動キックボードの姿が。

番組によると事故やトラブルが増加しているそうで、実際に高速道路で走る電動キックボードが撮影された映像が紹介された。

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■たけしが懸念

電動キックボードについてたけしは「車に乗っている立場としては、危ねえよなあ」と指摘。阿川佐和子も「危ないですよね」と同調する。

続けて「電動だとテスラなんか完全にモーターだから、あれとどう違うんだって話になるよ。バイク扱いだよね、キックボードは。免許もいるよね、ヘルメットもいるよね。安全を考えれば」と法改正を疑問視した。

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■大竹も「事故が増える」

大竹まことも「免許もいらないわけだろ？」「ヘルメットも努力義務なんでしょ。つけていても、つけなくてもいいってことでしょ？」と憤る。

これにはたけしが「なんだよ、努力義務って。努力義務ってどういう意味なの？」と疑問視し、大竹も「わからないんです、それが」と苦笑いを浮かべた。

そして「予測だけど、絶対事故が多くなるんじゃない？　安全だっていう話だけど、じゃあこれ60歳とか70歳以上の人が乗って安全ですか？　新しい乗り物なんだよ、これ。 新しい乗り物ができたら、やっぱりそれなりの新しいルールをちゃんと作らないといけないのに」と改正道路交通法に苦言を呈していた。

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■視聴者の反応は…

番組内では阿川が規制緩和の理由について「自転車と同じにするという根本原理がある」と紹介した。

自転車の危険運転や事故が多発する中で、新たに電動キックボードが入ってくることを不安視する声があるのは、当然のようにも思える。

Sirabee編集部が全国の男女1,357名に実施した調査でも、自転車に危険を感じた経験を持つ人は64.3%と半数を超えている。

たけしや大竹の懸念に視聴者から共感の声が上がっていた。

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（文／Sirabee 編集部・佐藤 俊治）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2018年2月9日～2018年2月13日
対象：全国20代～60代の男女1,357名 （有効回答数)