東山紀之、ジャニーズ新社長に囁かれるリアルな評判　経営者としては「課題」も…

7日、ジャニーズ事務所が創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題に関する記者会見を行った。会見の場で、東山紀之の社長就任も発表された。

今後のジャニーズを担う「東山新社長」の評判はというと…。

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■ジュリー社長が退任

2019年にジャニー氏が亡くなり、姪の藤島ジュリー景子氏が代表取締役に就任。以後、ジャニーズ事務所の社長を務めてきたが、今年春ごろからジャニー氏をめぐる性加害問題が大きな話題に。

8月29日には、ジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が調査報告を行い、ジュリー氏に社長退任を提言する事態に。ジュリー氏は9月5日をもって社長を辞任し、東山が「新社長」に就任。東山は会見で、年内で芸能界を引退することを表明した。

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■東山の人柄は…

東山は1979年にジャニーズ事務所に入所。少年隊としての活動に加えて、テレビ、舞台、映画、キャスターと多方面で活躍してきた。

2021年に近藤真彦がジャニーズを退所したことで、事務所の最年長タレントに。この度、社長になった東山、どんな人物なのか。

あるテレビ局関係者が語る。「真面目でリーダーシップがあり、後輩に対しても優しいです。まだ仕事がないジャニーズJr.に食事をご馳走したり、悩みを聞いていました。誕生日もしっかり覚えていて、サプライズでプレゼントを送ることもあるそうです。坂本昌行さんやTOKIO・城島茂さん、Sexy Zone・中島健人さんなど、東山さんを慕う後輩も多いですよ」（テレビ局関係者）。

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■「海外や地方ロケでは…」

今年57歳になる東山だが、引き締まった身体は年齢を感じさせない。これらは日々の地道な努力に裏打ちされている。

「海外や地方ロケに行った時も、朝早く起きて一人でランニングしたり、筋トレをしています。自分に対して誰よりも厳しくストイックです。社長になっても、現状に甘んじず常に高い目標を掲げていくのではないでしょうか」（前出・テレビ局関係者）。

この辺りも社長に抜擢された理由の一つかもしれない。

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■新支社長にのしかかる「課題」

自分に厳しく、他人には優しい。こうした人柄は社長として大きな武器になるだろう。ただ、今後ジャニーズを担っていく上では「課題」もあるという。ある芸能事務所関係者はこう指摘する。

「これまで、ジャニーズ事務所はジャニー氏と彼の姉・メリー喜多川氏（21年に逝去）、ジュリー氏の一族経営が続いていました。良くも悪くも3人の存在感が強く、結果的に『ワンマン体制』になった印象は拭えません。ネット上では、ジャニー氏の性加害問題が長年放置された理由の一つにこの体制があったと指摘する声もあります。今後、東山さんはジャニーズ事務所の社員の意見をきちんと聞きつつ、全員一丸となって会社を動かしていかなければなりません。そうした経営者としての能力も問われるでしょう」（前出・テレビ局関係者）。

創業者が犯した問題にどう向き合い、どのように変えていくのか──。東山新社長の今後に注視したい。

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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）