モスバーガー、一転ジャニーズCM見直し　ファンは涙も事務所の体制に不信感募る

ハンバーガーチェーン・モスバーガーが13日、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「Snow Man」メンバーを起用した広告の撤去を開始。ネット上でこの対応が話題となっている。

 

■店頭ポスターの撤去

この日、X（旧・ツイッター）上で「モスバーガー」がトレンド入り。

投稿を見てみると、「職場のそばのモス　もうポスター外されてた｡ﾟ昨日通ったときあったのにはやすぎ…」「なべラウのポスター1枚も貼ってなかった」「ラウしょっぴーのポスター見るの楽しみだったのに、行ったら全て剥がされて何もなかった」など、広告のポスターが外されたことに落胆する同グループファンのコメントが見られた。

同チェーンでは、同グループメンバーのラウールと渡辺翔太が年間イメージキャラクターに就任しており、きょう13日より期間限定で発売する『月見フォカッチャ』の広告ポスターにも起用された。しかし、そのポスターが撤去されたようだ。

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■モスが新たに契約方針を発表

同チェーンを運営するモスフードサービスは同日、同事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けた発表を公式サイトに掲載。

「いかなる性加害の問題も、私どもの人権方針の基本的な考え方に反します」と述べた上で、「今後、明確な被害者救済と再発防止の取り組みが認められない以上、ジャニーズ事務所との契約は継続しないことを本日決定いたしました」と報告。

「現在展開中のジャニーズ事務所所属タレントを起用した TV−CM や店頭広告などについてもできる限り速やかに変更します」と対応について明かしている。

同チェーンはラウールと渡辺が出演した新CMをおととい11日に発表したばかりで、わずか2日での方針転換となった。

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■タレントに事務所離脱の提案も

同事務所は今月7日にジャニー氏の性加害問題について説明する会見を行なった。しかし、ジャニー氏の名前が入った社名を継続することなどに対して疑問の声が噴出している。

「企業は依然として体制が変わらないままのジャニーズ事務所と契約したくないのよ」との指摘や、「やっぱジャニーズ事務所、解散か最低でも名前を変えるべきでは…？」と、取るべき対応について考えるユーザーのコメントが上がった。

さらに、「タレントは早くジャニーズから離れたほうがいい」「Snow Man、マジで早くジャニーズ離れてくれ…仕事なくなるよ」と提案するユーザーも見られる。

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（文／Sirabee 編集部・栗原コウジ）