新宿西口にたたずむ巨大な筒、その正体は… 「オバケみたい」ネットでは驚きの声
新宿駅西口にたたずむ謎の筒。こちらの正体をめぐって、ネット上で話題を呼んでいて…。
オフィスや飲食店、家電量販店などが多数建ち並び、連日多くの人が行き交う東京のJR新宿駅西口。ネット上では、西口にたたずむ緑に覆われた「謎の筒」が話題を呼んでいる。
気になる正体を探ってみると…。
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■新宿西口にたたずむ巨大な筒
ことの発端は、8月下旬にX(旧ツイッター)に投稿されたあるユーザーのポスト。内容としては、新宿西口ロータリーに草で覆われた巨大な筒のような物体があるというものだった。
記者も新宿西口は頻繁に利用するが、この筒の正体に疑問を抱いていた。筒の近くには仕切りが設けられていて立ち入れないが、この筒の正体が気になっていた人も多いのでは。
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■ネットでは「廃墟感がすごい」の声
新宿西口にたたずむ巨大な筒は、ネット上でも話題に。「ずっと気になってた」「廃墟感がすごい何だこれ…」「オバケみたい」など、驚きの声が続出。
また、「駐車場と地下街の換気を一挙にするやつ」「地下の換気塔って聞いた」「これだけじゃなくて他にもあったはず」といった正体を指摘する声も見受けられる。
巨大な筒の正体を探るため、筒を管理する東京都 第三建設事務所に取材した。
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■気になる正体は…
同事務所の担当者に確認したところ、件の筒はやはり換気塔であることが判明。昭和41年(1966年)11月にできたものだという。
草と蔦が生い茂った換気塔は年季が入っているが、現在も運用しているのか。こちらの質問に対して、担当者からは「現在も稼働しています」という回答が。
昭和、平成、令和と時代が変わる中、新宿の街を見守り続けてきたと考えると感慨深いものがある…。今回ネットで話題になった換気塔も含め、新宿西口には4つの換気塔があるという。
これらの運用目的に関して、担当者は「地下駐車場等の換気塔(給排気設備)として運用しております」と話す。新宿西口のバスターミナル付近にも穴の空いた巨大な筒があり以前から気になっていたが、こちらの正体も判明した。
これからも、4つの換気塔は新宿の人々の生活を陰ながら支えてくれることだろう。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)