ジャニーズ会見で触れられなかった、東山紀之にまつわる“一番の問題点” 週刊文春が激白

『週刊文春』のジャニーズ取材班キャップが、今月2日の会見で言及されなかった東山紀之新社長の問題点について指摘。「切り離せていない」と話す。

2023/10/10 13:30


東山紀之

『週刊文春』の元記者でノンフィクションライターの甚野博則氏が、9日に更新されたYouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』に出演。今月2日に行われたジャニーズ事務所の2度目の記者会見で触れられなかった、新社長の東山紀之にまつわる問題について語った。

【動画】新社長・東山紀之の問題点とは



 

■現役ジャニーズ担当キャップが出演

今回は、甚野氏の同期で『週刊文春』の現役ジャニーズ担当の取材キャップを務める高橋大介氏が出演。記者会見で語られた内容について言及した。

2度目の会見では、ジャニーズ事務所が社名を「SMILE−UP.」に変更し、事務所創業者のジャニー喜多川氏による性加害の被害者へ補償を担っていくことを発表。

さらに、新たにエージェント会社を立ち上げて、現所属タレントがエージェント契約、もしくはマネジメント契約を結ぶことなどが発表された。


関連記事:ジャニーズ記者会見、ひっそりと辞任した「副社長」の正体 関係者からは意外な評判も…

 

■“NGリスト”の存在も明らかに

この会見には、前社長の藤島ジュリー景子氏は出席せず、井ノ原快彦が代読した手紙で、ジャニーズ事務所の名誉会長を務めた母・メリー喜多川さんとの関係や、これまでの経緯などについて語った

また、ジャニーズ事務所の最古参社員で、広報やメディア対応を担って「ジャニーズを最も知る人物」と言われていた元副社長の白波瀬傑氏の姿もなく、出席を求める声もあがった。

会見後には、出席した記者の“指名NGリスト”の存在も明るみとなり、会見のやり直しを求める声が相次ぐなど波紋が広がっている。


関連記事:デーブ・スペクター、東山紀之新社長の記者会見に同情 「言えるわけない」

 

■「切り離せていない」

この会見を受け、『週刊文春』では内容に関する疑問点などが挙げられていたが、甚野氏が「今回の会見で一番問題だというのはどういうところなんですか?」と質問。

高橋氏は、「会見の中ではそんなに突っ込まれなかったんですけど、一番大きなところは、2つの会社になるというところじゃないですか。社長が、東山さんが2つの会社を兼務するというあたりで、盛んに会見では『切り離す』と強調していたんですけど、トップが結局同じで、一番大事なところが切り離せていないんじゃないか」と指摘し、甚野氏もうなずいていた。


関連記事:ジャニーズ性加害問題、会見で注目する「4つのポイント」 ジャニー喜多川氏の行為は…

 

■視聴者からも「時間無制限の会見を」の声

この動画に、視聴者からは「次回会見は旧経営陣のジュリーさん白波瀬さんらのみで時間無制限の会見してほしいですね」「何もかも洗いざらい話さなかったらジャニーズ事務所の将来はないと思います」「莫大な収益力を誇るファンクラブ権益が新会社に移らないか注目したい」といった声が寄せられている。

名物記者が語るスクープの裏側【Amazonでチェック】

次ページ
■新社長・東山紀之の問題点とは
井ノ原快彦ジャニーズ事務所メリー喜多川週刊文春ジャニー喜多川東山紀之YouTubeチャンネル藤島ジュリー景子性加害問題SMILE−UP.NGリスト白波瀬傑元文春記者チャンネル甚野博則高橋大介エージェント会社
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング