堀江貴文氏、大谷翔平のグローブ寄贈で左利きへの配慮を称賛 「矯正される子供が…」

大谷翔平のグローブ寄贈について、堀江貴文氏が左利きへの配慮を称賛。自身の体験から日本における左利きへの扱いにも苦言を呈した。

2023/11/11 15:45


堀江貴文・大谷翔平

実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が11日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が全国の小学校にグローブを寄贈する件に絡め、日本社会における左利きの扱いについて論じていった。

【動画】左利きの扱いから海外への普及策まで



 

■グローブの1つが左利き用とのことから…

大谷選手は9日、契約するスポーツメーカー・ニューバランスと共同で、全国およそ2万校の小学校に3つずつグローブを寄贈することを発表した。堀江氏はこれを称えながら、「まずキャッチボールからしてほしい」という狙いや、右利き用2つ、左利き用1つという内訳に言及。

左利きにも配慮している点に「すごい考えてますね。さすがですね」と述べると、ここから、「日本って結構、右利き矯正みたいなものをされます」「私もすごい、2~3歳くらいの頃に矯正された記憶があります」と、日本における左利きの扱いについて論じていった。


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■左利きへの配慮を称賛

「『お箸を持つ手は右でしょ!』ってめっちゃ怒られました。すっげぇ覚えてる」「僕、多分左利きだったと思うんですよ。でも右利き矯正されて」との実体験を振り返ると、「左手のほうが握力強いし、ゴルフも左で始めればもっと上手くなったんじゃないかなって思うんですけど」と、矯正による弊害も語る堀江氏。

「右利き矯正される子供がすごく多くて、左利きには優しくない社会になっておりますが」と苦言を呈し、「さすが大谷選手。その事情もわかって3つプレゼントしたって話なんですが」と重ねて大谷選手の配慮を称賛した。


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■海外への寄贈にも期待?

また動画後半では、少子化で野球人口が急速に減少していることへの危機感もあらわに。「まずキャッチボールから」などと普及策を述べると、海外での事情も解説する。

堀江氏は野球の発展には新興国での競技人口を増やしていくことが重要としたが、道具が多い上に高額のため、大谷選手が海外で道具のドネーション活動をすることにも期待。

こうした解説に、コメント欄には「子供のことを全く考えず右手強制するのは本当酷いですよね」「全てが的を得ている且つ理に適っている意見」「MLBは世界中にアカデミーを作っているけどNPBは何もしてない」など、さまざまな反応が寄せられている。

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■【動画】左利きの扱いから海外への普及策まで
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