長崎対馬の高校から約10年ぶり東京大学合格の快挙 「リアルドラゴン桜」と話題に…

長崎対馬の高校から東大に合格した生徒が。ネット上では「リアルドラゴン桜」と話題を呼んでいる。

2024/03/26 04:15



 

■10数年ぶりの快挙に驚き

対馬高校の進路指導主任によれば、今年東京大学経済学部に推薦入試で1名合格したという。過去に、同校から東大へ進学した生徒はいるのだろうか。

進路指導主任は、「進路室にある資料を50~60年分遡りましたが、記録はありませんでした。それ以前にいる可能性はありますが、現状確認できる限りではいません」と話す。

今回の東大合格は少なくとも10数年ぶりの快挙と言っても差し支えないだろう。校内では、この話題で持ち切りのようだ。

進路指導主任からは、「保護者の間で『今年、東大出たんでしょ?』と話題になっています。職員室でも盛り上がりました」という笑顔のコメントが寄せられている。


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■東大の「推薦入試」は…

今回は推薦での合格ということだが、東大の推薦入試を知らない人もいることだろう。東大では、2016年度から日本の高等学校等の生徒を対象に学校推薦型選抜を実施している。

学校推薦型選抜は、11月に希望する学部へ出願書類を送付し、合格すると12月に面接試験が行われる。さらに、1月の大学入学共通テスト(旧:センター試験)を受験し、その成績も加味して総合的に評価され、最終合格が決まる。

書類審査では、志望理由、大学卒業後の将来像を記入する他、各学部が定める推薦要件に関係する学校内での成果、学校外での活動を記入する必要がある。高校3年間の地道な積み重ねが求められるのだ。

この度、対馬高校で東大合格を勝ち取った生徒について聞いてみた。進路指導主任は、「こちらが何か言わなくても、主体的に勉強する生徒でした。入学当初から、自分に何が必要なのかを逆算して行動していた印象です。特に、世界史が得意でしたね」と説明する。

東大進学後も、積極的に学び、将来社会で活躍する逸材になることを期待したい。


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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

現在は、『不適切にもほどがある!』(TBS系)の展開を注視する日々。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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