清掃員が語る! 利用者が知らない「ラブホの裏側7つ」
ラブホテルの清掃員が、働くうえで驚いたこととは?
繁華街や高速道路のインターチェンジ付近で見かけるホテルと言えばラブホテル(通称ラブホ)。豪華な外観と、男女の「交遊」専門に作られた内装が魅力だ。
しかし、その裏側はあまり知ることができず、謎に満ちている。しらべぇ取材班はラブホテルで清掃員として働いて1年の女性Yさん(35歳)に「ラブホで働いてきて驚いたこと」を聞いた。
■ラブホ清掃員が驚いた出来事7選
①デリヘルのほうが女子会利用よりきれい
「最近、ラブホで女子会を行う人が増えているそうですが、飲み散らかしているんで利用後の部屋はとても汚いんです。飲み物や食べ物がベッドにこびりついてるなんて日常茶飯事。
その点、デリヘルは利用後もキレイなままです。エッチするために来てるし、プレイが終わったら部屋も早くに出るし掃除が楽ですね」
②トイレ掃除した雑巾で平気でコップなどを拭く
「ラブホの清掃は基本2人1組のペアで行い、それが複数グループあるのが私の派遣元の清掃会社では普通だったのですが、まれに全部で3人みたいな時がありました。
そうなるともう掃除は雑にならざるを得ず、トイレを掃除した雑巾や、客が使って乾いたタオルでコップを拭くことも…。ビジネスホテルに派遣されるのと、ラブホに派遣されるのではやはり気持ちの入り方が変わってしまいます」
③喘ぎ声にもはや慣れている
「利用客の喘ぎ声は最初は爆笑、慣れてくると何も感じなくなります。もはや無です。どれだけ変な、たとえば『ウッウッ、オウオウアアアアアア!!!」なんて喘ぎ声でも、とくに何とも思わない」
④廊下でキスをする客は掃除の邪魔
「ラブホの清掃員は監視カメラで廊下を確認し、客がいない間を見計らって掃除に行きます。タタタタッて駆けて行くんですよ。廊下でキスしてなかなか部屋に入らない客は、掃除を中断することになって非常に迷惑です」
⑤コスプレグッズはじつは清掃員が渡しに行く
「ラブホは働いている人自体が少ないので、なにか注文があれば清掃員がコスプレグッズを持って行くことも多い。基本はドアを少し開けて隙間から手渡しするだけですが、まれにドアを全開けして下半身を晒してくる男性客がいます…」
⑥風呂場を使ってない時「ラッキーです」と掛け声をする
「私のところだけかもしれませんが、お風呂場を使わず洗う必要がない時、ペアの人に『ラッキーです!』と声をかけて合図していました。それくらい、お風呂の掃除って大変なんですよ…」
⑦部屋から出てきたデリヘル嬢の顔の変化がヤバい
「いくら避けても、廊下で客やデリヘル嬢とすれ違ってしまう時もあります。そんな時、デリヘル嬢の顔の変化はヤバいですね…たとえるなら、『加藤紗里から般若に変身』みたいな。そんなに変わってないかもしれないけど(笑)
ともかく、お金のために好きでもない男の体を刺激する行為は、とてつもなくストレスなんだろうなあと思います」
ラブホを利用する際は、後に入る人や清掃員の人に迷惑がかからないよう、マナーを守るようにしよう。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)