母校が甲子園に出場した人達の体験談を集めてみた…○○トークですべらない!
年末年始の風物詩といえば、高校サッカー。今度の年末年始に開催される同大会からは、聖地・国立競技場が改修のため使えない。そうなると、高校生スポーツの“聖地”といえばやはり…。
そう、夏の風物詩、甲子園。毎年熱い戦いが繰り広げられ、テレビで見ているだけでも手に汗握る。もし母校が出場していたら、例年より熱い夏になること間違いなしだ。そこで今回、しらべぇ編集部では、母校が甲子園に出場したことがあるという人に、そのときの体験談や特有のエピソードを聞いてみた。
■寄付、寄付、寄付…
「甲子園出場が決まると寄付要請の嵐になる。野球部はことあるごとに表彰され、卒業アルバムと一緒に甲子園出場冊子が配られるという、甲子園一色の1年間を過ごしました」(30代女性)
寄付から始まり、冊子で締める…。興味のない人からすれば、校内が盛り上がる様子を見て、「甲子園? やかましいわ!」と言いたくなるかもしれない。甲子園出場となると、学校全体が応援ムード一色になると思うが、なかには若干冷めている人もいると改めて確認できた。
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■関係ないのに有名人気分
「全国的に名前が知れている学校なので、修学旅行先で他の学校の生徒に騒がれたのが、なんだか嬉しかった。今でもなかなか有名なので、名前を出すと話が盛り上がる」(40代男性)
修学旅行先で他の学校の生徒に騒がれると、ちょっとした有名人になった気分を味わえそうだ。有名校であれば、バス前面の校名表示を見て、野球部が降りてくると思うのかもしれない。「野球部のおかげで、出身校トークで盛り上がらなかった記憶がない」という声も見られた。
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■青春マンガのようなロマンスも。
「甲子園に出ていた彼氏がプロ野球界に入った。この時点でも驚かれるが、その時にチアガールをやっていたと話すと、それよりも驚かれる」(40代女性)
人気野球マンガ『タッチ』のような“恋”と“甲子園”という組み合わせ。多くの人がいつまでも憧れるシチュエーションだ。グラウンドでの彼の姿は、数十年経った今でも、変わらずにこの女性の心の中で輝き続けているだろう。たとえ、チアガールだったと信じてもらえないほど変わり果てた姿になってしまったとしても…。
では最後に、そのほかに寄せられた声を一気に紹介しよう。
「甲子園の初戦で勝って校歌斉唱のとき、歌いだしを間違えた」
「応援用のバスに乗り遅れて自腹で球場まで行った事がある」
「選手たちの普段のおちゃめな姿と、試合の時の真剣な表情や目の鋭さのギャップにやられる」
「甲子園がOBたちの同窓会の会場のようになる」
現役の生徒だけでなく、卒業生たちが集まるきっかけにもなる…。やはり、甲子園球児は、学校全体のヒーローのようだ。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月14日(金)~11月16日(火)
対象:全国20代~60代の男女1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)