ウインナーを餅で巻いて揚げた「キャンドルボーイ」が新食感
限定地域にしか出店していない「キャンドルボーイ」とは?
花見や夏祭り、初詣など、四季折々の祭りごとには欠かせないのが「屋台グルメ」。その中で、山形など、日本中でも限定地域にしか出店していない「キャンドルボーイ」をご存知だろうか?
https://twitter.com/rs_bb_08/status/720932492044140544
お花よりも一番の目的はこっち。
鶴岡の花見と言えば「キャンドルボーイ!!!」
本気(マジ)でおいしい(≧∀≦)#キャンドルボーイ pic.twitter.com/asLe64uBJQ— アーバンスポーツ (@UrbanSports_) April 13, 2016
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■ありそうでなかった新食感がクセになる
その正体は、串に刺さったウインナーを餅でぐるぐる巻きにし、カリっと油で揚げたB級グルメ。衣が小麦粉であるアメリカンドッグとは、似ても似つかない食感が特徴だ。
外はカリッ、中はモチッ! そして肉汁溢れるジューシーなウインナーが食欲をさらにかき立てる。一口食べたらやめられない、やみつきになる美味しさだ。
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■ここぞとばかりに塗りたくるソース
6種類あるソースの中から、しらべぇ取材班は定番の人気味「ケチャップ」をチョイス。
これまたケチャップの甘さとウインナーのしょっぱスパイシーさが絶妙にマッチ! 餅との相性も意外に合う。これは軽く3本はいけてしまうかもしれない。人気のワケにもうなずけるウマさだ。
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■じつは謎に包まれたレアグルメ?
数年前のお祭りシーズンに突如出現したこの屋台。それからここ何年かでこの地域に急激なキャンボルボーイ旋風を引き起こし、「屋台で食べるものといったらコレ!」と人気不動の屋台グルメにのぼりつめた。
じつはこのキャンドルボーイ、発祥の地は北海道なのだとか。ただその目撃情報はごく少数で、毎回必ず出店しているのはここ山形なのである。
キャンドルボーイは鶴岡の他には北海道の一部にも生息しているらしいね。ちなみにこれが収穫を待つキャンドルボーイの畑だよ。 pic.twitter.com/wzUKUlIGSs
— 庄内の食を語る信濃藤四郎 (@s_mogu_47no) April 15, 2016
https://twitter.com/koyoboo/status/720936591053627392
東京に来て驚いたのはキャンドルボーイが全国区の食べ物ではなかったということ。大きくそびえ立つ中央部に…細く伸ばした白いものを巻きつけ…そこに薄いクリーム色の液体を滴らせて一息に頬張ってごらん…?ほら、美味しいだろう?キャンドルボーイ…フランクフルトソーセージと餅とマヨのことだよ?
— 和三盆猫蔵 (@tanuzou1027) April 14, 2016
地元民にとっては全国区だと勘違いするほど名の知れたキャンドルボーイ。だがその正体は、餅ならぬ謎に包まれたレアグルメだった。
(取材・文/しらべぇ編集部・かずきち)
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)