無料のトッピングを使うのは男女どっち?10%以上の差が…
レストランのソースやケチャップ、牛丼店の紅しょうがや七味唐辛子、ラーメン店の高菜やコショウなど、飲食店には無料のトッピングがつきもの。
基本的に「いくら使ってもOK」であるため、分量をいくら使うかも自分次第。極端なことをいえば、カレーを頼んでライス以上に福神漬けを盛りつけたって反則ではない。先般の大相撲・夏場所で横綱が使用して物議を醸した「肘打ちに見えるカチ上げ」のように、いくら使っても裁かれはしないのだ。
とはいえ、そんな無料トッピングをすべての人が使っているわけではない。控えめな性格の人や、そもそも興味のない人もいるだろう。そこで実際どれだけの人が使っているのかを「しらべぇ」にて調査した。
ということで「積極的に使う」のは全体の1/3に留まった。タダとはいえそこまでガツガツとトッピングしているいないようだ。しかしデータを詳しく見ると、男女間で結構な差が開いていた。まず男性の場合を紹介。
30代までは「使う派」が30%以下と控えめ。しかし40代になると10%以上はねあがる。確かに酸いも甘いも噛み分けた男性となれば、使えるものは使っておこうという発想にもなるか。一方でこれが女性になると……?
50代までのすべての世代で30%オーバー、50代に至っては40%を超えた。そして20代と30代の男女を比較すると、ともに女性が10%以上リードしている。女性のほうが高いとは考えもしなかった……とまではいわないが、男性とここまで差が出るものかと感心する。
この結果から見るに、無料トッピングの有無は女性を引きつける要素のひとつになっているともいえるかもしれない。「どの程度使っている」かは人それぞれだろうが、用意してあれば女性の役に立っているのだろう。
無料トッピングのある飲食店は、女性が行きやすくなる要素を加えれば集客増にもつながるかもしれない。「本日は女性に限り有料トッピングも無料!」というような。
いや、40代男性も高い数値を記録していたから、「お姉さん、大人のお兄さんにサービス!」といったほうが効果的か……。
(文/しらべぇ編集部・田村R)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)