騒いでいるので頭を叩く…街中で知らない相手に怒る人の理由
電車の中や歩道を歩いているときに、あまりにも無礼な人に遭遇して怒りたくなった経験がある人は多いはずだ。しかし実際に怒るのは、かなりの勇気がいる。
しらべぇ編集部では、「街中で知らない人に怒ったことがある」かの調査をおこなった。
2割にも満たない、少ない結果である。知らない人に怒るのはリスクもあり、簡単にできるもことではない。しかし中には、行動に移した人もいるのだ。
■たばこに自転車はトラブルの原因に
たばこのマナーは、トラブルに発展しやすいものだ。
「歩きたばこが子供に当たったので注意しました」(女性60代)
「喫煙禁止の区域で喫煙した上、ポイ捨てをしたから」(男性30代)
また最近ブームにもなっている自転車だが、一歩間違えると危険な状況に。
「自転車でぶつかってこられた」(男性30代)
「自転車が歩道を走ってきて後ろからベルを鳴らされてうるさかったので、『歩道は人が歩くところだ』と言った」(女性50代)
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■車の運転や電車内も怒りの発生場所
車の運転はルールを守らなければ、大きな事故につながる。生死にかかわるようなことなら、怒るのも無理はないだろう。
「車の割り込み」(男性50代)
「一時停止を無視してきて、ぶつけられそうになった」(男性60代)
さらに電車内は知らない人同士がたくさん乗り合わせるため、いら立つ瞬間が多い場所のひとつといえる。
「電車内でイヤホンの音漏れなど、マナーが悪い人」(男性60代)
「電車で座っていたら、気持ち悪い人に寄りかかられたので」(女性40代)
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■映画上映中に大声で電話
歩きスマホが問題になっているが、携帯の使い方が原因で怒る人も。
「携帯を見ながら突っ込んできたから」(男性40代)
「映画館で映画を上映中に、携帯電話でしゃべり始めたので」(女性30代)
また大阪では日常だと言われている、あの行為も…
「みんなが並んでいるのに、横入りをしてきたから」(女性50代)
大阪でも、やられたら怒る人が多いはず。
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■そのマナーは誰の基準なのか?
一番多い答えは、今まで挙げたすべてを集約したものだ。
「マナーが悪かった」(男性40代)
もちろん一般的なマナー違反は言語道断だが、その基準が自分本位になっていると相手も反論してくるだろう。
「マナーも品格も協調性も、まったくない輩が多すぎる」(男性60代)
またいくら正当な意見でも、手を出してはいけない。
「電車の中で騒いでいたから、頭を叩いた」(男性50代)
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■むしゃくしゃしてやった
自分が怒った原因を、客観的に分析をしている人もいる。
「八つ当たりしてしまった。むしゃくしゃしていた私にとっては限界で、短気をおこしてしまった」(男性40代)
「虫の居所が悪かった」(女性50代)
普段は気にもならないのに、ため込んでいたものが知らない人の行動で爆発。このようなパターンは、おとなしい人に多い。
知らない相手にいきなり怒鳴りつければ、正当な理由でも口論になる可能性が高い。まずは、軽く注意を促す程度にしておいたほうがいいであろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名 (有効回答数)