桃太郎は愛知県出身!?「桃太郎神社」がすごかった
桃太郎といえば、岡山県。岡山駅をスタート地点にした街巡りコースを提案するなど、「桃太郎のまち 岡山」をキャッチコピーにしているほど。
しかし、「桃太郎」がいたのは、愛知県犬山市だったのかもしれない。
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■名前からして「桃太郎」!
しらべぇ取材班が訪れたのは、愛知県犬山市にある「桃太郎神社」。
その名の通り、桃太郎が祀られている神社なのだ。もうすでに見えているが、大量の石像が境内に飾られている。
お出迎えは、なぜか猿。正座をしてご挨拶してくれている。
その左手には、ちょっと微妙な表情を浮かべながら金棒の代わりにのぼりをもつ鬼の姿が。ちゃんと虎柄パンツを履いている。
鳥居をくぐると、キリッとした雉と犬が直立。
もう少し進むと、別バージョンの猿・犬・雉もいるのだ。
この猿、さっきより老けた気がする。
犬はハチマキのせいか、若返り気味。
そして雉。「子供の守神」と書いてあるが、これを見たら子供は泣く気がするのだが…。
もちろん石像があるのはお供たちだけではない。桃を発見したおばあさんに…
芝刈り中のおじいさんもしっかりいる。
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■最後に待つのは「桃鳥居」
手水舎には龍が首を出している。ここが一体なんなのか、だんだんわからなくなってきた…。
その先には、涙を流しながら悪行を反省する鬼の姿が。
鬼の目からはポロポロと雫が垂れており、本当に泣いているように見える。こんな姿を見せられたら、桃太郎でも許さざるをえないだろう。
2つの鳥居と数々の石像の横を通り抜けると、最後に現れるのが「桃鳥居」だ。
この神社は桃太郎の非凡な力にあやかって、「子供の健康と無病息災」「子宝に恵まれる」といったご利益がある。毎年5月5日には、桃太郎に扮した子供たちが練り歩く「桃太郎まつり」も開催されているのだ。
追加で200円(大人料金)を払えば、宝物館も見学可能。こちらも大量の石像がいるので、ぜひ寄ってみてほしい。
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■交通の便が…
あまりにもシュールすぎる「桃太郎神社」、実はかなり行きにくい。
車があれば一番いいのだが、最寄駅である犬山遊園からは徒歩45分。記者が行った際は平日だったためか、タクシーも見当たらなかった。45分歩くのはなかなか辛い。
月・火・金曜日であれば犬山駅からコミュニティバスが出ているので、これを利用するのが一番便利だ。
近くのお店の人曰く、「30分くらいあれば十分」な桃太郎神社。犬山近辺に行くことがあれば、怖いもの見たさに寄ってみては?
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)