趣味で職場飲みを途中離脱 理解のありすぎる上司たちに賞賛の声
4月は歓迎会などもあり、飲み会が多い季節。しかし、趣味を持つ人は「はやく帰りたいなあ」と、飲みニケーションを億劫に感じることもあるのではないか。
そんな中、Twitter上で明かされた「部下の趣味に理解があるすぎる上司」の話が注目を集めている。
■部下の趣味を理解し途中離脱を許す
とあるツイッターユーザーの投稿。趣味でマンガを描いていることを職場の人に明かしている彼女は、ある日、「原稿あるんで」と飲み会を途中離脱しようと試みる。
すると、ひとりの先輩は「今日はいいじゃない」「そんなの土日でちゃちゃっと終わらせちゃいなさいよ」と彼女を引き留めようとする。
これに反論したのが主任や係長。「マンガ描くのは大変なんですよ!」「話考えて構図考えて…ネーム仕上げて」など、まくし立てたようだ。
「お前ら詳しいな…」と部長が言うと、ふたりは「『バクマン』読んでたんで」とコメント。週刊少年ジャンプで連載され、佐藤健・神木隆之介主演で実写映画化もされた本作は、漫画家を目指すふたりの少年たちの格闘を描いた作品。
その中でマンガ制作の格闘がじつにリアルに描かれているわけだが、それをみてきた上司たちは「マンガを趣味にすること」の大変さを感じ取ってくれたようだ。
この柔軟で理解のある対応に、ネット上では賞賛の声が寄せられている。
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■「飲みニケーション」へのリアルな感想
しらべぇ編集部では、今までさまざまな切り口で企業における「飲みニケーション」の是非を考えてきた。たとえば、「飲みニケーションは一切不要だと思う」とする人は、男性で33%、女性で41%存在。少なくない人が億劫に感じていることがわかっている。
しかし、高年収層ほど「必要だ」と考えている事実も。年収1000万円以上の層は7割以上が必要と回答している。そんな人の部下がもし「趣味したいんで帰ります」と言ったのなら……どう思うのか気になるところだ。
飲み会を通じ部下のことをわかりたい上司と、そんなものはどうでもいいのではやく帰してほしい部下たち。食い違う想いが上手く着地するポイントを見つけるのも、現代の「良い上司」に求められる要素なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月28日
対象:全国20~60代の男女1365名(有効回答数)
調査期間:2016年3月24日~2016年3月26日
対象:全国20~60代の男女1332名(有効回答数)