Season7も飯テロ度ハンパない! 松重豊「孤独のグルメ」今夜スタート
井之頭五郎の食べっぷりで、深夜なのに思わず食べたくなってしまう、あのドラマが…
今日6日深夜0時12分から、テレビ東京の人気シリーズ『孤独のグルメ Season7』がスタートする。
松重豊演じる主人子・井之頭五郎が、どんな食べっぷりを見せてくれるのか? 待ちきれない人も多いはず。しらべぇドラマ班は、そんな気になる第1話を一足早くチェックした。
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■原点回帰にグッとくる
「Season7は初心に返り、世間にはあまり広く知られていない町での素晴らしいグルメとの出会いから始まります」と、今シリーズの告知の時から言われていた。Season1からファンの記者から観ても、その言葉に納得の仕上り。
まず、初回のあらすじをチェックしてみると、今回は「埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食」だ。
埼玉県・上尾に降り立った井之頭五郎。この日の昼飯は、前日入ろうとしたところ、急ぎの仕事の電話が入り、泣く泣くあきらめたとんかつに決めていた。
この日の商談相手は、呉服店の新井和子(木野花)・義彦(山上賢治)夫妻。五郎の友人・滝山の紹介による依頼だったが、2人と会話をするうちに、滝山がなぜ自分に仕事を振ったのか真意を知ることに…。
疲れ切った五郎は必死にとんかつ屋さんを探すが、なかなか見つからない。ようやく見つけたのは、上尾駅からはるか遠くのある食堂。入口にあるメニュー札に“カツ”の文字が! しかも本店が精肉店と知り、ニンマリしながら店内へ。
女将(田畑智子)が出迎える店内はかなり繁盛している様子。カツ以外の気になるメニューに、五郎は心が揺れながらも、初志貫徹でカツ定食を注文。運ばれてきたカツの威圧感に舌を巻く。
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■名言が出まくり
「孤独のグルメ」といえば、五郎の食欲を刺激しまくる食べっぷりと共に、ナレーションの心の声も魅力のひとつ。
これまでも数々の名言があるが、ふとした拍子に思い出して「あの回を観直そうかな」と思うほか、「あ。思い出したら完全に、焼肉の口になって、しまった…(よし! 店を探そう!)」となるなど、観ていない時にも脳内で「飯テロ」が起きるほど。
この第1話は、数々のナレーションが脳内に蘇ってしまう記者が観ても、新シリーズへの意気込みを感じる充実ぶりで、今後ふいに思い出してしまいそうな名言がかなり多く散りばめられている。
その中から、すでに記者の頭に刷り込まれてしまったものを一つだけ紹介したい。
「これはごはん要らない。肉で肉が食える」
「肉で肉が食える」ってもう、“どんな状況なんだ!?”となるのも印象的。
このナレーションのほかにもグッとくるコメントが複数あるほか、登場する料理のインパクトなど、Season7は初回からファンにはたまらない展開で、すでにチェックしたにもかかわらず「今夜の放送、たぶん正座して観ちゃうな」と思うレベルだ。
なお、本編後の「ふらっとQUSUMI」では、いつもビールやお酒が進んじゃう原作者・久住昌之氏も通常モードで、ニヤニヤしてしまう。
シリーズファンも、「孤独のグルメ」ビギナーも、金曜深夜の「飯テロ」襲撃に備えつつ、井之頭五郎の食べっぷりを楽しみに待とう!
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)