救急車で搬送中に付き添いの女性が死亡 「まさかの不幸」に騒然

宮城県内を走る救急車に乗っていた付き添いの女性が死亡。原因は、前方を走るトラックへの追突だった。

2018/12/28 17:30


救急車
(gyro/iStock/Getty Images Plus)

救急車に付き添いのため乗車していた女性が死亡…。そんな耳を疑うような出来事が、宮城県内で発生した。予想だにしない不幸な事故に、ネットは騒然としている。



■搬送中にトラックに追突

27日午後2時ごろ、同県登米市の三陸自動車道上り線を一台の救急車が走っていた。なかには、ケガをした会社員の男性(68)と付き添いのために同僚の女性(56)が乗車。

すると救急車が、前方を走る2トントラックに追突。男性は重傷を負い、女性は腹部などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されたという。救急隊員ら4人も負傷し、病院に搬送される事態に。

運転していたのは、気仙沼消防署の男性消防士(24)だった。現在、高速隊が自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで調べているとのこと。


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■道を譲ろうと左側に寄ったところ…

現場は片側1車線だった。事故当時、トラックが後ろから近づいてきた救急車に道を譲ろうと左側に寄った際、救急車がそのまま衝突したものとみられている。

重傷を負った男性はこの日、勤務先で階段から転落。市内で受け入れ先が見つからず、石巻市の病院へ向かう途中の出来事だった。また、男性はあばら骨を折っているが、骨折の原因が転落か追突事故なのかは分かっていないという。

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■「年の瀬に痛ましい…」
骨折救急車宮城県死亡トラック
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