カンニング竹山、震災報道のあり方に苦言 「悲劇だけを切り取るメディア」
『ビビット』(TBS系)でお笑いタレントのカンニング竹山が、東日本大震災について言及し、様々な意見が寄せられている。
『ビビット』(TBS系)でお笑いタレントのカンニング竹山が、東日本大震災について言及し、様々な意見が寄せられている。
■8年が経過した「東日本大震災」
同番組で月曜コメンテーターを務める竹山は11日、「カンニング竹山の福島ふれあい旅」と題して、東日本大震災から8年が経過した福島県(浪江町)を訪れ、現在の復興状況などについて取材をする様子が流れた。
浪江町は、東京電力福島第一原発事故によって、2万1千人の町民に避難指示が出され、一時期は町民が0人になった場所だ。2017年3月に避難指示が部分解除されたが、戻ってきた町民は今年2月の時点で910人(599世帯)だという。
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■福島は「第2の故郷」
竹山は、大震災の起きた直後から、プライベートで何度も福島へ足を運び、多くの被災者との交流を重ねてきた。福岡県出身の竹山が「福島は第2の故郷」と強い想いを抱き、9日には『福島のことなんて、誰もしらねぇじゃねえかよ!』(KKベストセラーズ)を上梓したほどだ。
本日よりいよいよ全国の書店にて発売です!
動画→ https://t.co/z2Hriqi6gh pic.twitter.com/9RAUhNCorj— カンニング竹山 (@takeyama0330) March 7, 2019
自身の目で見てきたものと、報道されているものへの大きな違いを感じているのだろう。取材映像の後、スタジオでは「悲劇だけを切り取るメディアに怒り」と、持論を展開した。