急須で煎れたお茶を飲んでいる人の割合は? 若者の急須離れが目立つ
ペットボトルや紙パックなど、手軽にお茶を楽しめるようになった昨今。急須で煎れたお茶を飲んでいる人は、どのくらいいるのだろうか
「急須」をご存知だろうか。だいたいの人が「お茶を煎れるために使用する」と答えるだろう。しかし、現代日本ではこの急須の使い方を知らない人が増えているという。
また、急須は「いちいち茶葉を煎れて湯を注ぐのが面倒くさい」「出がらしの処理が大変」などの理由から、敬遠されがちな側面も。では、普段から急須でお茶を煎れて飲む人たちは、どのくらいいるのだろう。
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■急須でお茶を飲む人は約3割
しらべぇ編集部は、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査を実施。その結果、全体の33.8%が「急須でお茶を煎れて飲む」と回答した。
全体の約3割が急須を使用してお茶を飲んでいるようだ。急須で煎れたお茶は香りも良く、自分好みの濃さにも調節可能なため、急須のお茶のほうが好きという人もまだまだ多いようだ。
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■世代間では大きな差も
さらに男女年代別で見てみると…
60代女性が59.1%と約6割の結果に。対して10代女性が18.1%と約2割で最も低い割合となった。世代間で大きく差が出たことから、若い世代ほど急須でお茶を飲む習慣がないようである。
また、ペットボトルなどの手軽に飲める飲料の普及により、茶葉自体を購入して飲む人も少なくなっているのかもしれない。
■経営者・自由業は急須を愛用?
また、職業別に見てみると…
会社経営が48.1%でトップに。対して学生は19.5%と最も低い割合となった。商談やミーティングも多い会社経営者。そのため、商談相手に急須で入れたお茶を出す機会も多くなる…ということもあるのかもしれない。
若い世代ほど急須でお茶を飲む機会がないようだが、近い将来、急須でお茶を飲む行為自体が珍しいものになってしまうのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名(有効回答数)