『TVタックル』農畜産物の盗難特集に賛否 ビートたけしの発言にも物議
農畜産物の盗難を特集した『TVタックル』。内容に批判も
8日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で取り上げられた農畜産物の盗難特集が賛否両論となっている。
■日本国内で盗難が深刻化
番組では日本で農畜産物の盗難が相次いでいる様子を紹介する。番組によるとSNSのベトナム人コミュニティに盗品と思われる家畜の販売を目的とした投稿が相次いでいるのだという。
また、フリマアプリでも、盗品の可能性が高いシャインマスカットなどが出品されているが、盗まれたものであることが立証しづらいのだそう。
スタジオには牛とヤギを盗まれた男性2人が出演し、「明らかにコロナ禍の間接被害。本を正す必要もあると思うので、この先何らかの行政的な手立てを打ってもらいたい。このまま放置しておくと同じことの繰り返し」と対策を講じるよう訴えた。
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■たけしが持論を展開
ビートたけしは日本国内で農産物や家畜の盗難が相次ぎ、それがフリマアプリなどで売り出されていることを聞くと「ネットなんか調べて、ちょっと犯罪臭いのは、じゃんじゃんやればいいのにな。あと、おとり捜査やらなきゃダメだろう」と苦言を呈す。
さらに現状について「犯罪自体が変わってきて。我々が子供のときは、畑に入って人参でもトウモロコシでも、みんな勝手に食ってたけど、ただ、2回殴られて終わり」と語る。
そして、「今はブランドやなんかがついて本当に窃盗になるような、大量に盗んだりするから、おおらかさがなくなったね。よく子供のとき親に怒られたのは、『作ってる人のこと考えろ』ってぶん殴られたけど、それであんまりそういうことしなくなったけど、あんまりそういう教育もないしな、困ったもんだよ」と総括した。