自分の離婚歴を戸籍上から消す方法 セコい手口に完全ドン引き…

夫との離婚を決意し、弁護士とともに手続きを進めていたら… 夫がまさかの方法で過去の離婚歴を隠していたことが判明してしまう

2020/12/30 06:00


離婚届
(SAND555/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

「バツイチ」などと言われ、「離婚歴」についてはネガティブなイメージを持つ人は少なくないのが実情だ。

一度結婚をして離婚したことは自身の歴史であり、変えようのない事実なのだが、世の中には、離婚歴をパッと見分からないように隠蔽できてしまう手段が存在した。



■「転籍」して離婚歴を隠していた夫

しらべぇ編集部の取材に応じた30代女性・川田さん(仮名)は、代理人弁護士を立てて元夫との離婚調停への準備を進めていた中、弁護士から「旦那さんは離婚歴のある方かもしれない」という話が。

その後、原戸籍(改正原戸籍)を調べてみたところ、川田さんの元夫は「転籍」をして、戸籍上パッと見離婚歴が分からないようになっていたが、川田さんと出会う前に1度結婚・離婚していたことが判明したという。


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■離婚歴の隠蔽は重大な問題

弁護士・齋藤健博先生

お互い初婚だと思って結婚し、長年騙され続けていたことがとてもショックだったと語る川田さん。「転籍」をしてパートナーに過去の婚姻歴・離婚歴を偽って再婚した場合の問題点について、しらべぇ編集部は齋藤健博弁護士に話を聞いた。

齋藤弁護士:これまでの婚姻歴は、婚姻を始めるにあたって極めて重要な要素です。これを告げることなく、婚姻を強行する行為は決して許されることはないでしょう。ましてや離婚に至るまで秘匿されていたとなると、婚姻関係を適切に解消することはできるでしょう。

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■そもそも「転籍」とは
弁護士慰謝料離婚調停
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