東京都、26日のコロナ新規感染者は270人 前週比83人減も「まだまだ厳しい」の声
東京都が発表した26日の新型コロナウイルス新規感染者数は270人。前日と比較しても70人減少した。
東京都福祉保健局が発表した26日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、270人となった。重症者数は前日から1人減って70人、65歳以上の新規感染者数も同じく14人減って60人だった。
■前週比83人減
25日は2月20日以来5日ぶりに300人台となったが、今日は再び200人台に。また、2021年以降の金曜日のみの推移を見てみると、19日は前週比46人増と大きく増えていたのに対して、今週は減少傾向が続いていることがわかる。
前日と比較しても、70人の減少となった。
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■年代別では20代が最多
直近7日間の移動平均は267.9人で対前週比74.1%。また、年代別では、20代が最も多く65人、30代が46人、40代が36人と続く。
男女別では男性146人に対して女性は124人。参考となる3日前(2月23日)のPCR検査実施件数は、2,145件と発表されている。東京都の累計感染者数は111,010人となった。
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■「まだ多い、厳しい」
首都圏の緊急事態宣言が解除されるまではあと1週間ほど。ネット上では、「減ってはきているけどまだまだ厳しい」「他地域と比べるとまだ多い」と、減少しているものの底堅い推移に不安や苛立ちの声が目立つ。
また、「これで解除したらまた宣言前に逆戻りなのではないか」といった宣言解除に不安を覚えるコメントも見られた。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)