東京都、10日のコロナ新規感染者は573人 前週比135人の大幅減は宣言の効果か?
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は573人。7日間移動平均の前週比は8割台まで低下した。
東京都福祉保健局が発表した10日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、573人となった。重症者数は前日から5人増加して78人、65歳以上の新規感染者数も35人減少して68人だった。
■前週比135人と大きく減少
2021年以降の月曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月8日の116人。そこから一貫して増加しており、先週は283人増だったが、今週は135人と大きく減少した。
前週同曜日との比較で増加するのは4日ぶり。なお、前日と比較しても459人の大幅減となった。
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■移動平均は8割台に
直近7日間の移動平均は779.1人。前日からは低下し、6日連続で700人台となった。対前週比は8割台まで下落し、89.2%。5日連続で100%を下回った。
また、年代別では、20代が148人、30代が103人、40代が102人と続く。男女別では男性328人に対して女性は245人。東京都の累計感染者数は147,167人となった。
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■減少ぶりに疑いの声まで
1週間の中では新規感染者数が一番少ない傾向がある月曜日だが、3月からは増加が続いてきた状態。反転下落したことについては「緊急事態宣言を続ければ下がっていく」と評価する声も。
一方で、「GW最後の検査結果が出ているだけではないか」「本当にこんなに減ったのか?」といった、疑いの目を向けるユーザーも見られた。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)